W杯チュニジア戦、日本の3位突破は絶対ダメな理由:ブラジルとモロッコの強さ
W杯チュニジア戦、日本の3位突破は絶対にダメな理由

2026年6月21日、サッカー日本代表はW杯グループFでチュニジアと対戦する。オランダ戦を引き分けた日本は、この試合をどう迎えるかが焦点となる。スポーツライター・小宮良之氏は、グループFのブラジル、モロッコを避けて3位通過を狙う戦略に警鐘を鳴らす。

ブラジルの真の強さ:アンチェロッティ体制で復活

ブラジルはサッカー王国だが、近年は凋落が著しい。アルゼンチンに完敗し、ウルグアイに勝てず、パラグアイやボリビアにも屈し、チュニジアにも勝ち切れなかった。しかし、カルロ・アンチェロッティ監督を迎えた後、勝負に特化した組織を作り直している。イタリア人監督の戦術眼とブラジルのタレントが融合すれば、優勝候補であることは間違いない。

モロッコ:最強のダークホース

モロッコはカタールW杯でベスト4に躍進し、北中米W杯ではノルウェーに匹敵する存在だ。GKボノ、右サイドバックのアシュラフ・ハキミは超ワールドクラスで、レアル・マドリードのブライム・ディアスはアフリカ最高のファンタジスタと言える。優勝経験のないチームとして最もセンセーションが期待される。

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日本は「個の集合体」としてブラジル、モロッコに劣っており、勝てないとは言わないが、勝てるとも言い切れない。

3位通過のリスク:強豪との対戦は避けられない

グループFで3位になり、ブラジルとモロッコを避けた場合、グループA、B、D、E、Iの1位チームと対戦する。予想されるのはメキシコ、イタリア、アメリカ、ドイツ、フランスだ。メキシコとアメリカは開催国で、ドイツはカタールW杯と同じ轍を踏まず、フランスはブラジルやモロッコよりも手強い。3位通過は上位8チームしか勝ち上がれず、狙って3位になってもポジティブな組み合わせは望めない。

小宮氏は「3位になった時点で汲々とした状況になり、捨て身にはなれるが勢いはなく、手ごたえも感じられないだろう。戦う前から3位を考えるのはあべこべだ」と指摘。そのため、ブラジル、モロッコに勝つ算段を今から整える必要があると結論づけている。

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