高知県香南市の高知東部自動車道で令和6年9月21日に発生した交通事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)罪に問われた無職、竹崎寿洋被告(62)に対し、高知地裁は15日、禁錮4年(求刑禁錮7年)の判決を言い渡した。
判決の理由と内容
田中良武裁判長は判決理由で、被告が走行中に足元のサンダルを取ろうと体を倒すなどした行為を挙げ、「運転者に求められる基本的な注意義務に反する危険かつ悪質な運転だ」と指摘した。判決によると、被告は車線をはみ出ないようにする運転支援装置を使用していたが、ハンドル操作を誤って対向車に衝突。この事故で、大阪市淀川区の神農煌瑛ちゃん(当時1歳)が死亡した。
遺族の反応
判決後、煌瑛ちゃんの両親は「かなり残念。納得できる内容ではない」と語り、判決への不満を示した。両親はこれまで、厳罰を求めてきた経緯がある。
事故の背景
事故は高知東部自動車道の片側1車線の区間で発生。被告は運転中にサンダルを直そうとして前方不注意になり、対向車線にはみ出したとみられる。運転支援装置は作動していたが、被告の操作ミスを防げなかった。検察側は禁錮7年を求刑していたが、地裁はそれより軽い量刑を選択した。



