米中西部で竜巻相次ぎ7人死亡、住宅倒壊や停電の被害
米中西部で竜巻相次ぎ7人死亡、住宅倒壊や停電

米中西部で14日、複数の竜巻が発生し、少なくとも7人が死亡、多数の負傷者が出ている。オクラホマ州やカンザス州を中心に住宅の倒壊や停電が相次ぎ、全米気象局(NWS)は警戒を呼びかけている。

オクラホマ州で最大の被害、非常事態宣言

オクラホマ州では、複数の竜巻が発生し、少なくとも4人が死亡した。州知事は非常事態宣言を発令し、州兵の派遣を指示した。同州のタルサ市周辺では住宅約50棟が倒壊し、約2万世帯が停電している。NWSは「この地域では過去10年で最悪の竜巻シーズンになる可能性がある」と警告している。

カンザス州でも死者、負傷者多数

隣接するカンザス州でも竜巻が発生し、3人が死亡、数十人が負傷した。同州のウィチタ市では、大型ショッピングモールの屋根が吹き飛ばされ、買い物客らが一時閉じ込められた。救急当局によると、負傷者の多くは飛散したガラスやがれきによるものだという。

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竜巻の原因と気象状況

今回の竜巻は、メキシコ湾から流れ込んだ暖かく湿った空気と、上空の寒気が衝突して発生したとみられる。NWSは、この不安定な気象状況は今後数日間続く可能性があるとし、住民に避難準備を促している。また、竜巻発生のピークシーズンである春から初夏にかけて、米国では毎年約1200の竜巻が報告されている。

復旧作業と今後の見通し

被災地では、救助隊ががれきの下敷きになった住民の捜索を続けている。赤十字社は避難所を開設し、被災者に支援物資を提供している。電力会社は復旧作業を進めているが、広範囲にわたる停電の全面復旧には数日かかる見通し。気象予報士は「今後も竜巻発生のリスクが高い」とし、警戒を怠らないよう呼びかけている。

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