「九州ロービジョンフォーラムin福岡」が29日、福岡市・天神のアクロス福岡で開催された。病気や外傷などで文字が読みにくくなる「ロービジョン」の人の生活向上を目的とし、読売光と愛の事業団などが共催した。
全国約160万人、高齢化で増加傾向
ロービジョンとは、病気や外傷などで文字が読みにくくなったり、視野が欠けたりして、生活に支障をきたす状態を指す。全国に約160万人いるとみられ、高齢化で増加傾向にある。
講演や体験コーナー、相談会も
この日は、ロービジョンに詳しい鹿児島大の斉之平真弓医師が「『見えにくい』をもっと快適に」と題して講演。会場では、道路の障害物を音声で伝えるアプリや、文字を拡大する拡大読書器の展示・体験コーナーが設けられたほか、支援団体による相談会も行われた。
視野が狭まっているという来場した男性(55)は「機器を使えば、文章を効率的に読めると実感した。生活の中に取り入れたい」と話した。



