千葉豪雨、ノロウイルスや破傷風リスクに警戒 水引き後も感染症対策を
千葉豪雨、ノロウイルスや破傷風リスクに警戒

大規模な内水氾濫が発生した千葉豪雨の現場では、衛生環境の悪化が懸念されている。外水氾濫よりも病原体が増えやすいとされ、住民らは感染症リスクにさらされながら清掃作業を強いられているが、危険性を把握できていないケースもある。

清掃作業中のリスクと現状

JR蘇我駅(千葉市)近くの飲食店では19日、店主の男性が女性従業員とともに店内の清掃に追われていた。暑さもあり、マスクは着用しないままの作業だった。豪雨で水につかったソファなどを乾かしたところ、下水のようなにおいがひどく、廃棄を決断した。大雨から1週間近くが経過しても、店内には汚臭が漂っていた。

専門家が指摘する感染症対策の重要性

防衛医科大学校の加来浩器教授(感染症疫学)によると、水害後の感染症リスクは地震時に比べてより高まるため、マスクなどの着用が必須という。また、今回の千葉豪雨のように発生現場が都市部の場合は、より警戒しなければならない。加来氏は「人が多く住む都市部での内水氾濫は、さまざまな物質が混ざって流れ込む。外水氾濫よりも、細菌や微生物などの病原体が増えやすい」と説明している。

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