イリソ電子工業に下請法違反、金型821個を無償保管させる
イリソ電子工業に下請法違反、金型821個無償保管

公正取引委員会は24日、コネクターメーカー大手「イリソ電子工業」(横浜市)に対し、下請法(現・中小受託取引適正化法)違反(不当な経済上の利益の提供要請)を認定し、発表した。同社はカーナビなど車載電子機器のコネクター製造に使う金型を下請け業者に無償で保管させていたとされる。公取委は費用の支払いと再発防止を求める勧告を出した。

金型821個を無償保管、一部は廃棄拒否

公取委の発表によると、イリソ電子工業は遅くとも2024年6月から、製造を委託した34社に金型計821個を無償で保管させた。金型は平均で重さ160キロ。今後使わない試作品も含まれていた。一部の業者は金型の廃棄をイリソ電子工業に要望したが、断られたという。

会社側の説明

イリソ電子工業は公取委の調べに「業者に払う代金に金型の保管費用が入っていると思っていた」と説明しているという。

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