日々の食事で老化を予防することは可能なのでしょうか。同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンターの米井嘉一教授は、「毎日の食事を変えるだけでも体への影響は大きい。特に重要なのが、主食と野菜の選び方だ」と述べています。
白米の問題点と玄米のすすめ
精白された白米は糖質が多く、食物繊維がほとんど含まれていません。お米の栄養の約9割は、精製時に取り除かれる米ぬかに含まれています。白米を多く食べると糖質過剰で食物繊維不足に陥りやすいため、主食を玄米に切り替えることが推奨されます。
玄米には、アラビノキシラン、γ-オリザノール、フェルラ酸、イノシトール、ギャバ、フィチン酸など、健康に有益な成分が豊富に含まれています。これらの成分は、抗酸化作用、免疫活性化、認知症予防、血流改善などに効果があるとされています。
がん予防に効果的な緑の食べ物
米井教授が特に勧めるのが、ブロッコリースプラウトです。これは、がん予防効果が期待されるスルフォラファンという成分を豊富に含んでいます。スルフォラファンは、体内の抗酸化酵素を活性化し、発がん物質の解毒を促進する働きがあります。
また、ほうれん草やケールなどの緑黄色野菜も、抗酸化作用の高いビタミンCやβ-カロテン、ルテインなどを含み、老化防止に役立ちます。
毎日の食事で実践する若返りのコツ
米井教授は、糖質を3割減らし食物繊維を3割増やすことを目標に掲げています。具体的には、主食を玄米に変え、野菜を積極的に摂ること。特に、ブロッコリースプラウトやほうれん草などの緑の野菜を毎日取り入れることで、体内から若返りを促進できるとしています。
また、果物も適量摂ることで、太りにくくなるというデータもあるそうです。食事のバランスを見直し、老化を予防する習慣を身につけましょう。



