自民党の党紀委員会は6日、派閥の裏金問題で離党した元参院幹事長の世耕弘成衆院議員(和歌山2区)の復党について許否を協議した。この日は結論を出さず、次回以降に持ち越しとなった。
容認意見と確認意見が交錯
非公開での会合後、党紀委の浅尾慶一郎委員長が記者団に明らかにした。浅尾氏によると、「選挙で審判を受けている」として復党の容認意見が出た一方、党本部に「容認多数」と報告した地元の和歌山県連の意向について改めて確認したいとの意見もあり、協議は継続となった。
世耕氏の経緯と反対意見
世耕氏は裏金問題が発覚した際に旧安倍派の参院側トップを務めており、2024年4月に党から離党勧告処分を受けて離党。衆院にくら替えし、今年5月に党本部に復党願を提出した。
復党をめぐっては、世耕氏の「古巣」の参院自民の石井準一幹事長が「時期尚早」と述べるなど、反対姿勢を鮮明にしている。党紀委員の石井浩郎参院議員もこの日、記者団に「(復党は)まだ早いのではないか」と述べた。



