福岡から地下鉄1本でアクセスでき、海も美しい佐賀県。一見「なにもない」ように思えるが、実はアジア最大級のイベントが開催され、広大な公園や牧場が存在する。地元の人々が愛する佐賀の本当の暮らしやすさを紹介する。
アジア最大級のバルーンフェスタが開催される佐賀平野
毎年佐賀で、アジア最大級のイベント「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」が開かれている。世界から100機以上のバルーンが集まり、会場となる嘉瀬川河川敷は約8キロにも及ぶ。端から端まで歩くと約2時間かかるという。
建物も電線もない空に、見上げればバルーンという非日常が広がる。ハンドルのないバルーンは上昇と下降しかできず、横移動は風まかせだ。風向きの違う風が何層も重なる佐賀平野の空は、日本屈指の競技エリアとして知られている。
東京ドーム約25個分の吉野ヶ里歴史公園
広さでいえば、吉野ヶ里歴史公園も外せない。計画総面積は約117ヘクタールで、東京ドーム約25個分に相当する。公園というより、もはやひとつの町のような広さだ。
子どもが小さな頃に遊びに行った芝生公園は、ほんの一部分だけだったが、それでもヘトヘトになるくらい広かったという。
2027年秋に閉園予定の「どんぐり村」
佐賀と福岡の県境、三瀬には広大な観光牧場「どんぐり村」がある。子ども頃に家族で遊びに行った際、山に放した犬が帰ってこなくなり、駐車場で3時間待った思い出がある。
しかし、来園者の減少と施設の老朽化により、早ければ2027年秋の閉園が発表された。数年前に訪れた時には、チーズやパン、ホットワインが販売されていて大人も楽しめただけに、なくなるのは寂しい。
野山で育った田舎者でも「山だな〜」と思うほど、開けた安全な野山で思いっきり遊べる感じだ。行くなら今のうちだ。



