自民党総裁選は27日、国会議員票と党員・党友票を合わせた決選投票の結果、高市早苗氏(63)が石破茂氏(67)を破り、第28代自民党総裁に選出された。高市氏は初の女性総裁で、10月1日の臨時国会で首相に指名される見通しとなった。
決選投票で逆転
1回目の投票では、石破氏が154票(国会議員票72、党員・党友票82)、高市氏が181票(国会議員票72、党員・党友票109)と、高市氏がリードしたが、過半数には届かず、上位2人による決選投票に持ち込まれた。
決選投票では、国会議員票367票(1票の重みが大きい)と都道府県連の代表票47票の計414票で争われ、高市氏が257票(国会議員票189、代表票68)、石破氏が157票(国会議員票173、代表票26)と、高市氏が逆転で勝利した。
高市氏の政策と支持層
高市氏は、安倍晋三元首相の路線を継承する保守本流の政策を掲げ、経済政策ではアベノミクスの継続を訴えた。また、憲法改正や拉致問題解決にも意欲を示し、党員・党友票で根強い支持を集めた。
一方、石破氏は「政治とカネ」の問題や地方創生を訴えたが、国会議員票で伸び悩み、決選投票で逆転を許した。
今後の展望
高市氏は、総裁選後の記者会見で「責任ある政権運営に全力を尽くす」と述べ、早期の衆院解散・総選挙の可能性にも言及した。今後の内閣人事や党役員人事が注目される。



