岸田文雄首相は16日、長崎市で開かれた原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に出席し、「唯一の被爆国として、核兵器のない世界の実現に向けて尽力する」と決意を表明した。
被爆80年の節目に出席
今年は被爆から80年の節目に当たる。式典には被爆者や遺族らが参列し、原爆投下時刻の午前11時2分に黙とうがささげられた。
首相は式典で、核兵器廃絶への決意を改めて示すとともに、国際社会に向けて平和の尊さを訴えていく考えを示した。
国際社会への訴えを強化
首相は、ロシアによるウクライナ侵攻などで核兵器の脅威が高まる中、核兵器廃絶に向けた国際的な機運を高める必要性を強調した。
また、被爆者の高齢化が進む中、被爆体験の継承に取り組む重要性にも言及し、次世代への平和教育の充実を図る考えを示した。
政府は今後、核兵器禁止条約の締約国会議への対応や、核軍縮に向けた外交努力を継続する方針だ。



