2026年春、入学者数が定員に満たない「定員割れ」の私立大学は275校(2025年度比41校減)で、全体の46.2%(同7.0ポイント減)だったことが、日本私立学校振興・共済事業団の集計でわかった。過去最多だった2024年度から2年連続の減少で、18歳人口の増加や入学定員の減少が影響したとみられる。
入学者数は過去最多、充足率も100%超
事業団が7日、回答があった595校の結果を集計して公表した。入学定員は50万579人(同2173人減)、入学者数は過去最多の51万4277人(同3441人増)。定員に対する入学者数の割合を示す入学定員充足率は2025年度に引き続き100%を上回り、102.74%(同1.13ポイント増)だった。
事業団の担当者は「短大の減少や修学支援の充実で、4年制大学に入る人が増えているのでは」と見る。
18歳人口は2年連続増も、今後の減少見通し
18歳人口は、文部科学省によると110万3154人(同2303人増)。2年連続で増えたが、2027年度は再び減少に転じる見通しが示されているとし、事業団は「学生募集の取り組みなどに、さらなる工夫や努力が必要」としている。
また、私立の短大では228校中、定員割れが176校(同44校減)で、全体の77.2%(同11.2ポイント減)だった。入学定員は3万2165人(同5873人減)、入学者数は2万6370人(同1716人減)で、入学定員充足率は81.98%(同8.14ポイント増)だった。



