元傭兵が語るイラン情勢とドローン戦争の新たな現実
元傭兵が語るイラン情勢とドローン戦争の現実

元傭兵が語る現代のイラン情勢と戦争のリアル

ビジネス「非会社員」の知られざる稼ぎ方。米・イランが電撃停戦合意に至った今、イラン情勢をプロはどう見てきたのか?元傭兵が「目論見はすでに崩れているかも」と語る理由とは。8分で読めるこの記事では、元傭兵が現代の戦争の変化を赤裸々に語る。

ドローン兵器が変える戦場の常識

ドローン兵器が発展することで、前線で戦う兵士の戦争も変わっている。元傭兵は「変わっていますね。僕らの時代怖いのはヘリコプターでした。特にアフガニスタンでは、岩場なので横からは隠れられても、真上からは丸見えです。ただヘリは音でわかるので、まだ対処のしようがありました。でもドローンは、音が小さい。風が強かったり、戦闘中で周囲が騒がしかったりすると、気づかないと思います」と語る。

さらに「僕らの時代の歩兵は基本的に水平線より下に注意を向けていました。敵がどこにいるか、地面や建物、岩陰を見る。上空は、ヘリや戦闘機の音がした時に見るくらいです。ドローン時代の戦争は、常に上も気にしなければいけない。これは本当に大変だと思います。今の時代に兵隊をやっていなくて本当によかったと思います」と述べている。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

砂漠での地上戦の実態

イランのような砂漠の多い地域で地上戦になった場合、どんな戦いになるのか。元傭兵は「僕が経験した中で近い環境はアフガニスタンです。砂漠は隠れる場所が少ないですし、補給も大変です。何もないから作戦しやすいと思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません」と指摘。

「アフガニスタンでは『点と線の戦争』でした。都市という拠点を押さえ、それを結ぶ道路を押さえる。そこを通る補給部隊がゲリラ攻撃を受ける。もしアメリカがイランに地上軍を入れたら、同じようにゲリラ攻撃を受ける可能性があります。そこにドローンも加わる。泥沼になると思います」と予測する。

ハイテク化が進んでも捕虜への拷問はなくならない

次ページでは、ハイテク化が進んでも捕虜への拷問がなくならない現実について掘り下げる。戦争の形態が変わっても、人間の残虐性は変わらないのか。元傭兵の視点から、戦場の闇を明らかにする。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ