バイデン氏、アフガン撤退を「正しかった」と擁護 米軍兵士13人死亡に遺憾の意
バイデン氏、アフガン撤退を「正しかった」と擁護

バイデン米大統領は31日、アフガニスタンからの米軍撤退完了を受けて声明を発表し、撤退判断は「正しかった」と改めて擁護した。一方、撤退過程で発生した自爆テロにより13人の米兵が死亡したことについて「深い遺憾の意」を表明した。

撤退完了を報告

バイデン氏は声明で、アフガニスタン駐留米軍の撤退が完了したと正式に報告。その上で「米国は20年にわたるアフガン戦争を終わらせた」と述べ、撤退判断の正当性を強調した。

「私は大統領として、アフガン戦争を終わらせることが米国にとって最善の選択だと確信している。テロの脅威に対処するため、今後はアフガン国外からの作戦に集中する」と語った。

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テロ攻撃への反応

先週、カブール空港付近で発生した自爆テロでは、13人の米兵が死亡し、多数の負傷者が出た。バイデン氏はこの攻撃を「非道な行為」と非難し、遺族に哀悼の意を表した。

「私たちは決して彼らを忘れない。彼らの犠牲は無駄にはならない」と述べ、テロ実行犯に対する報復攻撃を既に実施したことを明らかにした。

批判への反論

バイデン氏は、撤退の遅れや混乱を招いたとの批判に対して、トランプ前政権がタリバンと合意した撤退期限を順守した結果だと説明。さらに、撤退判断を下したのは自分が初めてではないとし、前任者たちも同様の意向を示していたと指摘した。

「私は4人の大統領のうち、最後にこの決断を下したに過ぎない。私は別の大統領が始めたことを終わらせる責任を負っている」と述べた。

また、アフガン政府軍が短期間で崩壊したことについて、米国が20年にわたって訓練と装備を提供したにもかかわらず、戦う意志を示さなかったことが原因だと非難した。

今後の対応

バイデン氏は、アフガニスタンに残された米国人や現地協力者の退避を引き続き支援すると表明。タリバンに対しては、安全な退避を許可するよう求めた。

「我々は、アフガニスタンに残る全ての米国人、そして米国と協力したアフガン人を助けるために、外交手段を尽くす」と約束した。

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