政府は、物価高騰や人手不足などの課題に対応し、持続的な経済成長を実現するための新たな政策パッケージを、本日の閣議で決定しました。このパッケージは、賃上げの促進、デジタル化の支援、そして省力化投資の強化を三本の柱としています。
賃上げ促進策
具体的には、中小企業の賃上げを後押しするため、補助金の拡充や税制優遇措置を導入します。また、最低賃金の引き上げ目標を明確にし、2020年代半ばまでに全国平均で時給1,000円以上を目指すとしています。
デジタル化支援
デジタル化支援では、中小企業向けのIT導入補助金を増額し、クラウドサービスやAI活用を促進します。さらに、行政手続きのオンライン化を加速し、国民の利便性向上を図ります。
省力化投資の強化
省力化投資については、ロボットや自動化設備の導入に対する補助金を拡充し、人手不足に悩む製造業や物流業界を支援します。また、研究開発税制を拡充し、イノベーションを促進します。
この政策パッケージの財源としては、予備費や税外収入を活用する方針で、総額は数兆円規模になると見込まれています。政府は、これらの施策により、2025年度までに実質GDP成長率2%程度を達成したい考えです。
一方で、専門家からは「効果を最大化するためには、規制改革や労働市場の柔軟化も同時に進める必要がある」との指摘も出ています。



