50代夫妻、築50年超の自宅をカラフルDIY!老後も人が集まる場所に
50代夫妻、築50年超の自宅をカラフルDIY!老後も人が集まる場所に

千葉県市川市に住む50代の湊さん夫妻が、築50年を超える自宅をDIYでカラフルにリノベーションし、老後も人が集まる場所づくりを楽しんでいる。その取り組みが評価され、「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2025」で総合グランプリを受賞した。

近所に仮住まいを始めた2023年11月

夫妻は2023年11月から近所に仮住まいを始め、暮らしへの負担を抑えるため、なるべく早く住める状態に持っていく必要があった。マミさんは「DIYは過酷な部分もありましたね。寒い時期だったし、重い作業もあったし」と振り返る。しかし、セイヤさんはこう続けた。「参加してくれたみんなには感謝しかないけど、お礼を言ったら、『いや、こっちこそありがとうだよ』って言ってもらえたんです」。快く手を貸した人たちは、この場所と夫妻の魅力に引き寄せられ、自らも楽しんでいたのだろう。

リビングの壁にもアート教室の子どもたちの手が

リビングの壁の黄色い模様など、アート教室の子どもたちの手も加わっている。マミさんは「セイヤは自転車を一から組み立てたり料理をしたり、私は絵を描いたり。2人とも手でつくり出すことが好きだから、DIYも楽しめるんでしょう」と語る。

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リノベーションで想定外の変化も受け入れるゆとりが生まれた

リノベーションを終えて暮らし始めると、変化は予想を超えて広がっていった。マミさんは「建物の古さからくる小さなストレスが消え、自分の好きな住みやすい空間になったら、想像力が広がって新しいアイデアがたくさん浮かぶようになったんです。自分でもびっくりして」と話す。

家族にも良い影響が

思春期の長男は、ラグビーの部活に追われる毎日の中でも、家で手早く料理をするようになった。幼いころから好きだった料理へのモチベーションが、リノベーションを機に再び呼び起こされたようだ。もともと仲良しの家族だが、居心地よさがバージョンアップされたリビングで一緒に過ごす時間はさらに長くなり、友達もより一層頻繁にやってくるようになった。

そして取材の日の午後から、マミさんのお母さんとの同居が決まっていた。リノベーション前には想定もしていなかった出来事だが、「リノベーションが完了していたことで、自然に受け入れられた部分があると思います」とセイヤさんは言う。家が整っていることは、家族の変化を柔軟に受け止めるゆとりになっている。

家の柱には子どもたちの成長の記録も

湊家の3人の子どもたちと、アート教室の子どもたちの身長の推移まで刻まれた柱があり、その上、自由な書き込みも増殖中だ。夫妻は「広さはリノベ前と全く同じなのに、気持ちが全然違います」と語り、これからもこの場所が人々の交流の場であり続けることを願っている。

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