7月14日に67歳で亡くなった評論家の山田五郎さん。8日放送のテレビ東京『出没!アド街ック天国』は生前最後の出演となり、REVISIOのテレビ画面注視データ「注目度」の週間番組ランキング(8月3日~9日)で、個人全体7位、コア視聴層3位に入った。
夏休み映画枠と定番番組が上位に
お盆を前にした8月最初の週は、夏休み向けの映画枠と、長く続く定番番組が上位に並んだ。テレビ東京『出没!アド街ック天国』は東京・門前仲町を特集し、個人全体7位、コア視聴層3位に入った。3年に一度の本祭りを迎える深川八幡祭りの直前という時期に合わせた回だった。
1998年から番組に出演してきた山田五郎さんにとって、これが生前最後の放送回。山田さんは7月14日に67歳で亡くなった。番組公式X(Twitter)は放送前に最後の出演回であることを伝えており、本編は下町の言葉にちなんだ山田さんの総括で締めくくられている。
ジブリ作品とドラマがランキングを席巻
『金曜ロードショー』(日本テレビ)は3週連続でスタジオジブリ作品を届ける編成が始まり、その第一夜となる『借りぐらしのアリエッティ』がコア視聴層9位に入った。床下で暮らす小人の少女と、療養のため屋敷を訪れた少年のひと夏を描いた作品。夏休みの入り口という時期とかみ合った並びと言えるだろう。
個人全体は上位10本のうち6本をドラマが占め、コア視聴層では映画とニュース番組が上位に食い込んだ。夏の夜にじっくり物語を追う層と、短い時間で情報に触れる層とで、見られ方が分かれたようだ。
大泉洋の30周年回が注目を集める
コア視聴層5位、個人全体6位にランクインした『日曜日の初耳学』(MBS・TBS系)で、「インタビュアー林修」が迎えたのは、今年で芸能生活30周年を迎えた大泉洋。このコーナーには過去最多となる4度目の登場だ。
50歳を過ぎてなお音楽活動に力を注ぐ理由が、話の軸になった。6月のリサイタルツアー最終公演では、1万人以上の観客を前にフライング演出を披露している。30周年記念EPの楽曲を手がけたスキマスイッチの大橋卓弥と常田真太郎も、リモート中継で加わった。
盟友の吉田羊はVTRで登場し、2024年の日本武道館公演での出来事からリベンジを果たした大泉について、手元の震えとその裏にあった努力を明かしている。
家族の話題では、約20年前の『水曜どうでしょう祭り』で1万人以上を前にした父親のスピーチが語られた。「20歳までの顔は親が作ってやる。しかし20歳からは自分で顔を作れと」と切り出し、「20歳からの顔は、ここにいるみなさんが作ってくれたんですね」と締めくくった父に、会場は大きな拍手を送ったそうだ。
ところが、この名言には思わぬオチが。大泉の告白に、スタジオの面々もあっけにとられていた。



