TBS系日曜劇場『VIVANT』(毎週日曜21:00~)の第13話が、9日に放送される。放送前に前回第12話をおさらいしながら、注目ポイントを紹介する。
第12話おさらい
自衛隊直轄の非公認組織「別班」に所属する諜報員5人が、一夜にして姿を消した。事件の鍵を握るのは、公安部・外事第4課の諜報員でありながら、テントの「モニター(協力者)」でもあった新庄浩太郎(竜星涼)だ。
第12話では、別班の諜報員・乃木憂助(堺雅人)と、公安部・外事第4課の野崎守(阿部寛)のエージェント・ドラム(富栄ドラム)が、新庄の逃亡ルートを追う。違和感や伏線から物語を読み解く。乃木を惑わせる罠と国境を越えた追跡、その先に待つ“まさかの人物”に迫る。
アリが明かした“もう一つの真実”
「最悪の記憶、再びだ」。乃木の別人格・F(堺/二役)の言葉どおり、テントの元幹部・アリ(山中崇)にとっては、第1シーズンの悪夢がよみがえる展開に。一方、第11話から残っていた「なぜアリがキプロスに?」という疑問も解消する。
乃木の義弟・ノコル(二宮和也)によれば、テントの元リーダーで乃木の父親でもあるノゴーン・ベキ(役所広司)に許され、家族とベネズエラから移住していたとのこと。乃木とドラムは、別班のスーパーコンピューター・AI ハヤトの力も借り、新庄と拉致された別班員の消息を問いただす。
新庄をテントに引き入れたのは、やはりアリだった。だが、逃亡先や別班員の拉致について1/5は何も知らないという。アリによれば、テントのモニターには3段階のランクがあり、新庄は、ベキの存在まで知らされていた最上位。
では、乃木の同僚でテントのモニターだった山本巧(迫田孝也)は?という乃木からの質問に対し、第1シーズンの格納庫での尋問がよみがえる中、アリは黙って親指を下へ。乃木も「言うまでもないですね」と反応する。山本は最下層のモニターであることが判明する。
今は亡き山本の扱いに「悪役会議室の山本が怒っていそう」
TBSラジオの配信動画「『VIVANT 悪役会議室』第2回」のコメント欄には、「今度アリさんも呼ぼう。2回も拷問されちゃったので」「新庄がいつか加わるのが楽しみ」と、2人の出演を希望する声も寄せられていた。アリと新庄、早くも入室を待たれている。
やがてアリの証言から、新庄が公安の目を欺きながら飛行機の操縦訓練を続けていたことも判明。自ら操縦するプライベートジェットで国外へ逃亡した可能性が浮上する。
第12話、乃木(F)とアリが再び対峙――飯田Pが語る“最高の芝居”
2025年6月から2026年5月までの1年間という月日をかけて撮影された第12話。飯田和孝プロデューサーが、その撮影裏話や印象に残っているエピソードを明かした。
「何と言っても真っ先に浮かぶのは、乃木(F)さんとアリさんの拷問シーンです。『最悪の記憶再びだ』、というFのセリフとは裏腹に、私としては、最高の瞬間が再び見られる、という気持ちで撮影に臨んでいました。あのハードなシーンを演じるお二人にとっては、『ふざけるな』だと思うのですが(笑)『最高の俳優二人の、最高の芝居のぶつかり合いがまた見られる』、というそんな気持ちでした」
「第1シーズンで私は、山中さんと初めてお仕事をさせていただいたのですが、山中さんのお芝居に対して私は、『相手の息遣いを飲み込んで自分のセリフを吐き出す』、そんな不思議な印象を持ちました。シーンは激しくても、いつのまにか、とても心地よい気分になったのを覚えています。そのせいか、当時の撮影も、数時間巻いた記憶があります」
「今回のシーンも、やはり格別な二人の掛け合い。『僕はその友達が嫌いです』の後、アリさんは憤慨して、実は放送された以上に、かなり長く芝居を続けていただいたのですが、もしかしたらどこかでその様子も見られるかもしれません」
散りばめられた手がかりをつないだ第12話は、新庄の行方が見えたと思った瞬間、長野専務という最大の謎を投げ込んできた。次回、乃木と長野は何を語るのか。
【編集部MEMO】 スピンオフ企画の「VIVANT-Adventure Log-」は TVer で、「ドラム―VIVANT THE ORIGIN STORY―」はU-NEXTでそれぞれ独占配信中。



