“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンの音楽と創作の舞台裏を描く『MJ ザ・マイケル・ジャクソン・ミュージカル』が、2027年1月から東京・東急シアターオーブで上演されることが決定した。東京公演を皮切りに、インターナショナル・アジアツアーを展開する。
1992年の「Dangerous World Tour」を描く
本作は、1992年に行われたマイケルの「Dangerous World Tour」が生まれるまでの過程を描くジュークボックス・ミュージカル。華やかなステージやヒット曲だけでなく、マイケルを伝説的な存在へと押し上げた創造力と、仲間たちとの制作過程に迫る。
物語は、リハーサル現場への特別取材を許されたMTVの記者の視点を通して展開。「Dangerous World Tour」を、自身の創造性を余すことなく表現するステージへと作り上げようとするマイケルの姿から、その複雑な人生の一端を映し出す。劇中では、「Beat It」「Smooth Criminal」「Man in the Mirror」「Thriller」など、マイケルの代表的な25曲以上をフィーチャー。ダンスや歌、舞台演出を通して、その音楽と芸術性をよみがえらせる。
世界800万人以上が観劇、トニー賞4部門受賞
2022年に米ブロードウェイで開幕した本作は、ロンドン・ウエストエンド、ハンブルク、全米、オーストラリアで上演され、これまでに世界で800万人以上が観劇したという。トニー賞では、クリストファー・ウィールドンが最優秀振付賞に輝くなど4部門を受賞。ウィールドンはロンドン公演でも、ローレンス・オリヴィエ賞の最優秀演劇振付賞を受賞した。
日本公演には、世界各地の『MJ』プロダクションで活動してきたパフォーマー、ミュージシャン、クリエイティブスタッフ、クルーが集結。演出と振付を担当するウィールドンは、日本で30年にわたってバレエやミュージカルの創作、舞台出演に携わってきた人物で、過去に東急シアターオーブで『An American in Paris』を上演している。
演出家コメント、スタッフ陣容も発表
今回の東京公演について、「オーブに戻ることは、まるで故郷に帰ってくるような気持ちです」とコメント。「『MJ』には、これまでとはまた違う特別なエネルギーがあります。日本の皆さんにその熱量を感じていただけることを、今から心待ちにしています」と期待を寄せた。
脚本は、『Ruined』『Sweat』でピュリツァー賞を2度受賞した劇作家リン・ノッテージが担当。舞台美術はデレク・マクレーン、照明デザインはナターシャ・カッツ、衣装デザインは映画『ウィキッド ふたりの魔女』などのポール・タズウェル、音響デザインはギャレス・オーウェンが手がける。
本作で描かれる「Dangerous World Tour」は、1992年に東京ドームで8公演を開催。30年以上を経て、その舞台裏を題材にした作品が日本の観客のもとへ帰ってくる。東京公演の詳しい日程やチケット発売情報は、今後発表される。



