W杯開会式に登場のラブブ、ブーム終焉論をよそに北京テーマパークで新たな一歩
W杯開会式のラブブ、北京テーマパークで新展開

「ブームは終わった」と揶揄されながらも、2026年W杯開会式に登場した中国発キャラクター「ラブブ」。北京のテーマパークは閑散としているが、訪れたファンの満足度は高く、キャラクターの長寿化に向けた取り組みが着実に進んでいる。

W杯開会式に登場、グローバルIPへの転換点

中国発のキャラクターがW杯開会式に呼ばれることは、グローバルのIPビジネスにとって一つの転換点だと、経済ジャーナリストの浦上早苗氏は指摘する。ラブブはソニー・ピクチャーズエンタテインメントと提携した映画制作も進行中で、6月19日にはキャラクターをモチーフにしたスイーツやアフタヌーンティーを展開するカフェベーカリー「POP BAKERY(ポップベーカリー)」をオープンした。

テーマパークの現状:閑散でも満足度は高い

北京のテーマパーク「ポップランド」では、等身大のラブブがショーに登場し、来場者から最も人気を集めている。しかし、園内は全体的に閑散としており、ブームの一服感は否めない。それでも、キャラクターと撮影できるスポットが各所に設けられ、リニューアルによってラブブの要素が大幅に増加した。7月末には全面リニューアルが予定されている。

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「どこが可愛い?」という声と長寿化への道

「ラブブの何がかわいいかわからない」という意見もよく聞かれるが、浦上氏は「日本のガチャピンやムックも好みが分かれる」と指摘。これまでポップマートの製品はフィギュアやぬいぐるみといった「モノ」だったが、現在は舞台の上で動き、踊り、観客を歓声を上げさせる「命を吹き込まれた」キャラクターとして人前に姿を現し始めている。ブームが一服した今だからこそ、その先の「長寿」に向けた一歩を、北京の小さなテーマパークで見た気がしたと浦上氏は語る。

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