米国で厳しめ評価のグローグーが日本で人気爆発の理由 まるで3歳児の50歳
米国で厳しめ評価のグローグーが日本で人気爆発の理由

大ヒット公開中のスター・ウォーズ最新作『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』。米国では「まるで3歳児の50歳」「銀河一可愛い」などと厳しめの評価が目立つ一方、日本では人気が爆発している。その理由を探る。

日本のSNSで「うちの子」と愛されるグローグー

くりっとした大きな瞳が印象的なグローグー。日本のSNSでは「グローグーちゃん可愛すぎて脳が焼かれる」「うちの子が銀河一可愛すぎる」といった声が多数投稿されている。しかし、その「カワイイ」は単なる見た目の評価にとどまらない。マンダロリアン(マンドー)に守られるだけでなく、自ら守ろうとする不器用な忠誠心に対して使われている言葉のように見える。

食いしん坊キャラが生んだ感情移入

グローグーが寿司やお蕎麦を頬張る特別映像も公開され、公式YouTubeの総再生回数は100万回を超えた。ディズニープラスのドラマシリーズで印象づけられた食いしん坊なキャラクター性を活かし、成長そのものを「食べる」ことで表現する巧みさが、観客の感情を動かしている。

Pickt横長バナー — Telegram用の共同買い物リストアプリ

グッズも完売続出、応援上映も満席

池袋PARCOの期間限定ストアには休日ごとに長蛇の列ができ、朝に再入荷したグッズが夜には売り切れる状態が続いている。6月17日のIMAXグローグー応援上映会は両劇場とも完売。カワイイが、グッズ購入と再びスクリーンに足を運ぶ動機にまで広がっている。

公開4週目で興収25億円突破

寡黙な賞金稼ぎマンダロリアンと、50歳の幼児グローグーの物語は、日本で公開4週目にして興行収入25億円を突破する大ヒットとなっている。

米国との違いはディズニープラス会員率

アメリカの大手エンタメ誌『Deadline』によると、本作の開幕週に劇場へ足を運んだ観客のうち、約68%がディズニープラスの加入者だった。北米では、すでにドラマシリーズ「マンダロリアン」を予習した既存ファン層が中心だったとみられる。一方、日本ではより幅広い層が支持している可能性がある。

マンドーとグローグーはスター・ウォーズシリーズの中でも2019年デビューの新参者で、映画発ではなくディズニープラスから生まれたキャラクターであることが、この客層の差を生んでいる。ドラマ版はマンドー個人の物語として、孤独な賞金稼ぎが何かを守る存在へと変わっていく再生の物語。その守る対象がグローグーであり、孤児同士の2人が本物の父と息子のような愛情を築くことが物語の核となっている。ただし、主軸はあくまでマンドーである。

日本では、こうした背景を知らない層も含め、グローグーの愛らしさとストーリーが幅広い支持を集めている。

Pickt記事後バナー — 家族イラスト付きの共同買い物リストアプリ