「ブームは終わった」と揶揄されながらも、2026年W杯開会式に登場した人気キャラクター「ラブブ」。北京にあるテーマパーク「ポップランド」は閑散としているが、来場者の満足度は高い。その理由を経済ジャーナリストの浦上早苗氏が報告する。
W杯開会式に登場、しかし北京のテーマパークは閑散
ラブブは中国発の人気キャラクターで、2026年W杯開会式にサプライズ登場し、世界中の注目を集めた。しかし、北京にあるラブブのテーマパーク「ポップランド」は、訪れる人の数が少なく、閑散とした雰囲気が漂っている。それでも、来場者からは高い満足度が聞かれる。
ポップランドの魅力:キャラクターとのふれあい
ポップランドの最大の魅力は、キャラクターとのふれあい(グリーティング)だ。ラブブが属する「THE MONSTERS(ザ・モンスターズ)」を中心としたショーやグリーティングが随所で行われている。特に、ボス的存在の「ZIMOMO(ジモモ)」のグリーティングは人気で、ジモモが2階の自室から姿を現す演出から始まる。訪れた日は人が少なく、筆者のもとにもジモモが近づいてきて愛想を振りまいたという。
ゲームコーナーや軽食も充実
ポップランド内には、景品が当たるゲームコーナーがあり、順番待ちの行列ができるほど盛り上がっていた。軽食スタンドでは、ラブブをかたどったワッフルやキャラクターの形をしたアイスなど、テーマパークらしいメニューが揃っている。ラブブをモチーフにしたワッフル屋も人気だ。
限定グッズも販売、満足度の高い理由
ポップランドでは、ポップマートの限定グッズも販売されており、ファンにはたまらないアイテムが揃う。閑散としているにもかかわらず、来場者の満足度が高い理由は、キャラクターとの距離の近さや、サービス精神旺盛なキャラクターたちとのふれあいにあるようだ。ブームの終焉を言われる一方で、コアなファンにとっては特別な体験を提供する場として機能している。



