柔道金メダリスト角田夏実、祖父の夢継ぐ道場建設へ 予定地を初公開
角田夏実、祖父の夢継ぐ道場建設へ 予定地を初公開

2024年パリ五輪の柔道女子48キロ級金メダリストで、今年現役を引退した角田夏実さん(34)が18日、自身のYouTubeチャンネルを更新。「道場予定地を見に行ってきました」と題し、地元・千葉で進めている道場建設の予定地を初公開した。

祖父が残した土地に道場建設へ

建設予定地に選んだのは、かつて接骨院を営み柔道好きだった角田さんの祖父が残した土地。広大な敷地には現在、畑や緑が広がっている。

角田さんは「接骨院と道場って結構セットなとこ多いと思うんですけど。一緒にやったらどうだみたいな感じで(祖父が)土地を買ってくれてたらしいんですけど、(接骨院を継いだ)両親は(道場を)やらなかったんですね」と経緯を説明。「両親も協力してくれるっていうので、ここが一番いいのかなっていう」「おじいちゃんの願いでもあったし」と語り、自身が小学校4年生の頃に亡くなった祖父の夢を継ぐ形で最終的にこの場所を選んだと明かした。

道場の構想と現役時代からの思い

道場は60畳ほどの1試合場分の広さに、更衣室などを備えた空間になることを想定。「ちょっと天井高めにして開放感のある、きれいな道場がいいな」「来年には無事に建っていることを願います」と話した。

また、動画では「東京オリンピックで代表落選したぐらいから、もう引退しようかなって思ってて、コロナ禍になって。なんでその後まだ競技を続けられたかっていうと、やっぱそういうセカンドキャリアのことも考えてて」と、現役時代から道場建設を視野に入れていたことを紹介。「そのためにできることっていったら、次の試合に出られるなら出てしっかり成績を残して貯金をする」「ちゃんとお給料ももらえるじゃないですか。プラス、試合に勝てば賞金ももらえるし、それを全部貯めて道場建てようっていうふうに思ってた」と、道場建設が原動力の1つとなり、その結果がパリ五輪につながったことを明かした。

今の勢いがあるうちに

今年34歳を迎えた角田さん。現在のタイミングで建設を進める理由について「いろいろ仕事もして、まぁ、家庭とか子どもとかになっていったら、『今じゃないかな?』とかなっちゃいそうだから、この今の勢いがあるうちにやることをやって。今なら体力もあるし、今だって思ってる時にやりたいっていう、もう性格ですね」と情熱たっぷりに語った。

新しい道場に込めるビジョンについては、自身が自由に稽古できる拠点としての役割だけでなく、柔道の普及や後進、学生たちのセカンドキャリア支援の場としたい意向を示した。

コメント欄には「現役時もそうだったけど引退後の前向きな姿勢がカッコよすぎんのよ角田さんて」「素晴らしい活動ですね!」「とてもステキな考えです」「本当に尊敬します かっこいいな 心がしっかりしてる人」「なっちゃんの夢とお祖父ちゃん孝行ですね」「夢に向かって頑張ってください!」など、さまざまな反響が寄せられている。