俳優のチャン・ギュリが、29日よりNetflixで独占配信が始まった韓国ドラマ『フォーハンズ 〜2人のソナタ〜』で、"絶対音感"を持つヴィオラ奏者ホン・ジェインを演じている。役作りについて、入念な準備過程を明かした。
音楽が人生のすべてのキャラクター
同作は、音楽の天才たちが集まる芸術高校を舞台に、友情と愛、競争と成長を描く青春物語。完璧を追求するピアニストのカン・ビオ(ソン・ガン)、本能のままに演奏するピアニストのチェ・ジョンヨ(イ・ジュニョン)、そして彼らの才能を見抜く"絶対音感"のヴィオラ奏者ホン・ジェイン(チャン・ギュリ)の3人が、互いに影響を与え合いながら一つのハーモニーを完成させる。
チャン・ギュリは、クラシックを題材にした点が最も新鮮だったと語り、「音楽を中心に、青春の成長と愛、友情が共に描かれる物語が魅力的に感じられた」と振り返った。また、ホン・ジェインという人物の温かさと明るいエネルギーを表現したいと思ったという。
ホン・ジェインにとって音楽は人生のすべてだと述べ、「アーティストマネジメントの代表である母親のもとで育ち、自然と幼い頃から音楽に親しんできた。だからこそ、音楽はホン・ジェインにとって特別な何かというより、人生そのもの」と説明。音楽は彼女の夢であり、つらい時には慰めとなるため、天才的な音色に出会った時は誰よりも胸が高鳴り、幸せだったに違いないと、感情を掘り下げた。
ヴィオラ練習とクラシック音楽への没入
キャラクターに没入するため、チャン・ギュリは日常生活に音楽を取り入れた。「ヴィオラの練習も本当にたくさんしたが、それよりも先に音楽に対する感覚を養うことが重要だと思った。だから今回の作品を準備している間、クラシック音楽をたくさん聴いたり、コンサートにも足を運んだりした」と語る。
クラシック音楽には歌詞がないため、演奏者のコンディションや心の状態によって無限に変化する点を挙げ、「その点は演技ともとても似ていると思った。同じ台本でも、俳優がどのようなコンディションや心の状態で表現するかによって、全く異なる作品が生まれるからだ」と、新たな視点を得たきっかけを補足した。
ホン・ジェインを象徴するキーワード
最後にチャン・ギュリは、ホン・ジェインに最もふさわしいキーワードとして「ゴールデン・レトリバー」を挙げた。「ホン・ジェインは明るく、人好きで、愛する人を心から応援し、支えることができる温かい心を持っている。つらい時でも黙ってそばにいてくれる、頼もしい人でもある。さまざまな出来事を経験しながら次第に成熟していくが、人を信じ、愛する温かい心だけは最後まで失わない」と、キャラクターへの期待感を高めた。
同作は、韓国ではtvNの新土日ドラマとして放送。日本ではNetflixで視聴できる。



