発達障害は最強のスキル?自身も当事者の精神科医が伝える生き抜くヒント
発達障害は最強のスキル?当事者医師が伝えるヒント

現在、精神科医・産業医として多くの発達障害の人と接する久米康宏氏(クメンタクリニック院長)は、自身もADHDとASDの両方の特性を持つ当事者だ。これまでの人生で遅刻や物忘れ、人間関係のつまずきを幾度となく経験。大事な試験をすっぽかしたり、銀行の融資契約書を失くしたりと、失敗の連続だったという。

特性を「強み」に変える意識

久米氏は、発達障害を受け入れながら自分自身で意識してきたこととして、特性を「強み」に変えることを挙げる。日々発達障害の人と向き合う中で、かつての自分と同じように「生きづらさ」を感じたり、「会社でどうしていいかわからない」と悩む人が多いことを知り、生まれ持った特性はネガティブな要素ではなく、強力な仕事の武器にもなることを伝えたいと語る。

チェックリストで自分の傾向を確認

記事では、ADHDの人とASDの人によくある「困りごと」をまとめたチェックリストが紹介されている。チェックAはADHD、チェックBはASDに多い傾向で、両方の特性が併発することもあるため、どちらかのタイプを特定するのではなく、それぞれの傾向の強さの目安として活用できる。

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チェックAの項目例:家を出るのはギリギリ、段取りよく仕事ができない、約束や用事をよく忘れる、大切なものを失くす、次々と新しいことに興味が移る、ゆっくり待つことができない、先走って行動し軽率・身勝手と誤解される、過集中しがち。

チェックBの項目例:相手の意図や場の流れに合わせるのが苦手、小説や映画の登場人物の意図がわからない、同じ手順や作業を好み変更されると負担、作業中断で強い不快感や混乱、特定の対象に没頭し話題や行動が偏る、興味のある話題で一方的に話し続ける、雑談が苦手、小さな音や細かいことに気づく。

なお、このチェックで発達障害の診断はできないが、自身の傾向を知る手がかりとなる。

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