2025年大河ドラマ「べらぼう」、横浜流星主演で蔦屋重三郎の生涯描く
2025年大河「べらぼう」横浜流星主演で蔦屋重三郎の生涯

NHKは2025年放送の大河ドラマ第64作目として「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」(つたじゅうえいがのゆめばなし)を発表した。主演は横浜流星で、江戸時代中期に出版文化の基盤を築いた版元・蔦屋重三郎の生涯を描く。脚本は大石静氏が手がける。タイトルの「べらぼう」は、蔦重が口癖にしていたとされる言葉で、現代の「すごい」「とんでもない」に近い意味を持つ。

蔦屋重三郎とは何者か

蔦屋重三郎(1750-1797)は、江戸の出版プロデューサーとして知られる。吉原の細見(遊郭ガイド)から始まり、喜多川歌麿や東洲斎写楽といった浮世絵師を発掘。さらに、黄表紙や洒落本のベストセラーを次々と生み出し、江戸の大衆文化を牽引した。しかし、寛政の改革による弾圧で財産を没収されるなど、波乱万丈の人生を送った。

制作陣とキャスト

主演の横浜流星は「蔦重の生き様に圧倒されました。現代にも通じる情熱と革新性を、全身全霊で演じたい」とコメント。脚本の大石静氏は「蔦重は、権力に屈せず、表現の自由を追求した男。その姿を描くことで、現代の私たちにも問いかけたい」と語る。主要キャストには、蔦重の妻役として小芝風花、盟友の戯作者・大田南畝役として高橋克実、ライバルの版元・鱗形屋孫兵衛役として橋本さとしが決定している。

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時代背景と見どころ

物語の舞台は、田沼意次が老中として権勢を振るった18世紀後半の江戸。商業が発展し、町人文化が華開いた時代だ。蔦重は、喜多川歌麿や葛飾北斎らと協力し、浮世絵の黄金期を築く。ドラマでは、出版業界の裏側や、検閲と闘うクリエイターたちの姿も描かれる。NHKの制作統括は「蔦重の人生は、まさにエンターテインメントの力で社会を変えた物語。現代のSNSやコンテンツビジネスにも通じるテーマがある」と説明する。

放送情報と期待

「べらぼう」は、2025年1月から毎週日曜午後8時にNHK総合で放送予定。全47回を予定している。大河ドラマとしては異例の「出版業界」をテーマにしたことで、歴史ファンだけでなく、ビジネスパーソンやクリエイターからも注目を集めている。横浜流星の大河初主演という話題もあり、SNS上では「蔦重の生涯をドラマで見られるのが楽しみ」「写楽の謎にも迫ってほしい」など、期待の声が上がっている。

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