シズラー値上げで1人6000円?ロイホ運営のサラダバー店を実食レポート
シズラー値上げで1人6000円?実食レポート

サラダバーが人気のシズラー、値上げに不満の声

カリフォルニア発のレストランチェーン「シズラー」は、充実したサラダバーで知られる。しかし、近年の価格上昇に「値上げしすぎて1人6000円かかる」「外国人向けの店?」との声がSNSで上がっている。運営するロイヤルホールディングス(ロイホ)の店舗を、フードライターの市岡彩香さんが久々に訪れ、その実態をレポートした。

筆者が訪れた平日ランチタイムのサラダバーは2046円(税込み)、週末限定モーニングのサラダバーは2728円(税込み)。10年ほど前はランチが1000円台後半で楽しめたため、価格上昇に不満が出るのも当然だ。ただ、外食業界全体で原材料費や人件費が高騰しており、現在の価格設定もやむを得ない面がある。

名物チーズトーストと充実スイーツ、満足度は高い

シズラーの名物であるチーズトーストは、安定のおいしさだった。厚切りトーストの片面に特製チーズペーストがたっぷり塗られ、表面はカリッと香ばしく焼き上げられている。チーズ好きにはたまらない味わいで、サラダバーと合わせることで満足度がさらに高まる。

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サラダバーにはプリンやソフトクリーム、温かいアップルクランブルなどのスイーツやドリンクも含まれている。予約なしで訪れた場合、特に時間制限がないため、食後にコーヒーを飲みながらスイーツをゆっくり楽しむこともできる。

混雑を避けたい家族連れに好評、キッズメニューも充実

混雑した店舗で疲弊するよりも、落ち着いて過ごせるファミリーレストランとして、シズラーを選ぶ人もいる。3歳未満は無料、未就学児向けのキッズサラダバーは1211円(税込み)で、筆者が訪れた店舗ではファミリー客が多く、子ども連れでサラダバーを楽しむ利用スタイルは今後も需要がありそうだ。

アメリカ本国は経営破綻、日本への影響は?

アメリカで100店舗以上を展開していたシズラーは、2020年に売り上げ減少を理由に経営破綻した。現在は直営店を廃止し、フランチャイズ形式で展開している。ただし、破綻の背景には新型コロナウイルス感染拡大による外食需要の急減という特殊な事情もあり、ブランドの人気低下だけが原因ではない。当時ロイヤルホールディングスは「国内店舗への影響はない」と回答している。

X上での反応を見ると、値上げに関する指摘が多い一方、料理や接客サービスに対する否定的な意見は少ない。筆者は、品ぞろえやサービス内容を考慮すると、一般的なホテルビュッフェと比較しても遜色ないクオリティだと感じた。

価格を抑えることを重視するか、多少高くても質の高い料理とゆったり過ごせる時間に価値を感じるか。物価高が続くなか、消費者の外食選びの基準は変化している。シズラーが今後どのようなポジションを築くのか、動向が注目される。

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