2024年のラーメン店の倒産件数が過去最多の74件に達したことが、帝国データバンクの調査で分かった。前年から約1.4倍に増加しており、原材料費や光熱費の高騰が主因とみられる。
倒産件数の推移と背景
帝国データバンクによると、2024年のラーメン店の倒産は74件で、これまでの最多だった2020年の49件を大幅に上回った。負債総額は約63億円に上る。
倒産の背景には、小麦粉や豚骨などの原材料費の高騰に加え、電気代やガス代などの光熱費の上昇がある。また、後継者不足による廃業も増加しているという。
今後の見通し
帝国データバンクは、原材料費や人件費の高騰が続く中、価格転嫁が進まず経営環境は厳しさを増すと指摘。今後も倒産件数は高水準で推移する可能性があるとしている。
ラーメン業界では、2024年に大手チェーンが相次いで値上げを発表しており、消費者の価格感度の高まりも経営を圧迫する要因となっている。



