盛岡の和菓子店「造り菓子竹芳」、夏限定のかき氷を提供中
盛岡の和菓子店「造り菓子竹芳」、夏限定のかき氷を提供中

盛岡市の和菓子店「造り菓子竹芳」が、夏限定のかき氷を提供している。「この店のかき氷を食べないと夏が始まらない」と常連客に言わしめる人気ぶりだ。

こだわりの宇治金時

おすすめは「宇治金時」(店内飲食の場合、税込み700円)。2代目の長沢武久さん(52)は「氷で涼み、夏を楽しんでほしい」と話す。

長沢さんのこだわりは、じゃりじゃりした氷。荒く削った氷は宇治抹茶の蜜をかけても崩れにくく、香り豊かな抹茶の苦みとミルクの甘みのバランスが絶妙だ。注文を受けてからゆでる白玉はもっちりで、小豆には皮が柔らかく粒が大きい岡山県産の備中大納言を使う。

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創業から約40年、2代目が継承

店は東京で修業を積んだ父・良武さんが1983年に創業し、約20年前に現在の場所に移転した。父の菓子作りを見てきた長沢さんは幼いときから菓子職人を目指し、市内の高校を卒業した後に弟子入り。約3年前に2代目を継承した。

夏でも和菓子店に足を運んでもらおうと、約20年前にかき氷の提供を始めた。長沢さんは「かき氷も和菓子もスタンダードを意識している。変わらない味を守り続け、ここでしか出せないおいしさを求めて足を運んでもらえる店にしたい」と語る。

登山帰りの客にも好評

県を代表する名峰の一つ、姫神山を登山した後に訪れたという盛岡市向中野の主婦、浅沼章子さん(54)は「冷たくて暑い夏に心地よい。サクサクした氷ともっちりとした白玉がおいしい」と話す。

店では他に、煎った大豆から作る「京きなこ」が香ばしい「黒蜜きなこ」、陸前高田市でブランド化を目指す「北限のゆず」の皮を使った「ゆずみるく」、酸味が特徴の盛岡市のイチゴを使った「いちごみるく」が楽しめる。

かき氷の提供は今月末まで。「ゆずみるく」「いちごみるく」はジャムがなくなり次第終了となる。

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