ライターでフードコート愛好家の鬼頭勇大氏が、今回訪れたのは汐留のフードコート「汐留横丁」。かつて「ゴーストタウン」と一時話題になった超一等地・汐留の商業施設「カレッタ汐留」の地下に広がる、異色のフードコートの魅力に迫る。
一般的なフードコートとは異なる空間
足を運ぶと、一般的なフードコートとは違う空間で、ちょっと不思議な印象を受ける。基本的にフードコートは、そもそも「コート」が中庭的な意味合いであることから、中央に座席が配置され、それを囲うように飲食店があるような空間が多い。一方、汐留横丁は細長い通路に沿って複数の座席スペースが点在している。
座席スペースの特徴
メインの座席スペースは「い」「ろ」「は」の3つ。座席も、テーブル席があれば「コの字酒場」のようなカウンター席など、横丁的な雰囲気漂う席もある。後者だけ切り取れば、あまりフードコートという感じがないのは斬新だ。また、普通のフードコートはそれぞれの店が独立して構えているが、汐留横丁はシェア型ということで、明確に店が分かれているような形ではない。
汐留らしい雰囲気を感じる店が多数
いつもであれば店をいろいろと観察しながら、どこにしようか、そして何を食べようかと考えるものだが、その醍醐味がない――と思いきや、通路に沿って各店舗が看板を出している。張り紙も多く、どの店も目を引く。イタリアンラーメンに「高級割烹の味をカジュアルに」とうたった和食系の店など、汐留らしい雰囲気を感じる店も多い。
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