大阪・関西万博で落合陽一氏がプロデュースしたパビリオン「null2(ヌルヌル)」の後継プロジェクトの詳細が14日、発表された。常設ミュージアムシアター「null2n(ヌルヌルネクサス)」が横浜ランドマークタワー・ランドマークプラザ5階に10月14日グランドオープンし、全世界向けにチケット一般発売が開始された。
また、「null2n」のコンセプトや技術は、2027年3月に開幕する横浜グリーンエクスポ(GREEN×EXPO 2027)で公開予定の生命彫刻館「null4(テトラヌル)」へと受け継がれ、横浜全体を巻き込む2つの新プロジェクトとなる。
第1弾:「null2n」10月14日オープン 世界最大級のLEDシアター
「null2n」は、大阪・関西万博「null2」に続き落合陽一氏がプロデュースする常設ミュージアムシアター。施設の目玉は、無限に広がる鏡世界を体感できるLEDシアターだ。万博の「null2」ではLEDシアターは1部屋だったが、「null2n」ではシアターが2部屋に拡張され、万博での体験を継承・拡張した常設施設として生まれ変わる。
専用スマートフォンアプリ「Mirrored Body」を通じて、デジタル世界に自身の分身(デジタルアバター)を持ち、リアルな体験を仮想空間とつなぐシステムを実装。来場者データに合わせて演出がリアルタイムかつ有機的に変化し、分身と対話できる。「計算機自然(デジタルネイチャー)」の世界観のもと、テクノロジーと人間の境界が溶け合う空間で、自分がアートの一部になる没入体験を提供する。所要時間は約60分。
展示概要
会期:2026年10月14日オープン、常設予定
会場:ランドマークプラザ5階(神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1)
主催:株式会社サステナブルパビリオン2025
完全日時指定・事前予約制
チケット料金(税込):
大人(13歳以上)平日3900円/土日祝4500円
子供(4歳〜12歳)平日3000円/土日祝4000円
オリジナルピンバッジ付きチケット:大人(13歳以上)平日1万1900円/土日祝1万2500円、子供(4歳〜12歳)平日1万1000円/土日祝1万2000円
第2弾:「null4」横浜グリーンエクスポで2027年公開
「null4」は、万博「null2」から続く“反射の系譜”を横浜グリーンエクスポの里山へ展開する新プロジェクト。鏡面の建築として話題を集めた「null2」が、都市の常設拠点「null2n」を経て、2027年には花・空・森・人を映し込む生命彫刻館「null4」へと転生する。4棟の鏡面体が周囲の風景を映しながら回転し、昼夜や季節によって異なる表情を見せる。作品は風景に触れず、反射によって世界の見え方そのものを更新し、庭園であり彫刻であり、計算機自然の体験空間となる。テーマは「継ぐのは形ではなく、業(karma)である」。
展示概要
展示場所:横浜グリーンエクスポ(SATOYAMA Village内)
企画:一般社団法人計算機と自然
会期:2027年3月19日〜9月26日
会場:神奈川県横浜市(旧上瀬谷通信施設)
プロデューサー 落合陽一氏のコメント
落合陽一氏は次のようにコメントしている。「万博は閉じた.しかし計算機自然の森は閉じない.質量あるものは壊れ,質量のないものは忘れられる.大阪の地で60万人が出会った『null2』は,会期とともに質量を手放し,記憶と映像の側へと物化した.その森が閉幕から一年を経て,横浜ランドマークタワーに『null2n』として再び質量を得る.5つの体験エリアと,その中枢に据えた2つの巨大LEDによる常設ミュージアムシアター.大阪では語り尽くせなかった物語の続きを,都市の垂直の中に立ち上がる森で紡ぎ直す.大阪から横浜へ,祭りから常設へ,都市から森へ.おかえり,ヌルの森」。
※「null2」の「2」は上付き文字、「null2n」の「2n」は上付き文字、「null4」の「4」は上付き文字。



