昭和の遺産ともいえる「アニマルレストラン」が、令和の今も予約困難なほどにぎわっている。福島県いわき市に本店を置くシーフードレストラン「メヒコ」は、フラミンゴを眺めながら名物「カニピラフ」を味わうという、非日常的な体験を提供するファミリーレストランだ。
創業半世紀、地元で選ばれ続けるメヒコ
メヒコは現在、福島県、茨城県、東京都に13店舗を展開。フラミンゴ館が5店舗、サメやエイが泳ぐ大水槽を前に食事ができる「水族館」が3店舗、海を望む絶好のロケーションの「オーシャンビュー」が2店舗と、いずれも非日常的な空間が特徴だ。
創業から50年以上、地元客に支えられてきた。ロードサイドの激戦区に立地しながら、独自のコンセプトで差別化に成功している。
予約困難な人気の秘密
特に週末や祝日は予約が取りづらく、待ち時間が発生することも多い。人気の理由は、子供から大人まで楽しめる空間と、リーズナブルな価格設定にある。カニピラフは1,000円台で提供され、ファミリー層に支持されている。
「フラミンゴの繁殖にも成功しており、年間を通じて見られる」と関係者は語る。動物の飼育や水槽の維持にはコストがかかるが、それもメヒコの強みだ。
昭和の遺産が令和に輝く理由
SNSでの拡散も追い風となり、若い世代にも再評価されている。昭和レトロな雰囲気が新鮮に映り、写真映えするスポットとして人気を集めている。
「子供の頃に連れて行ってもらった思い出がある」という声も多く、家族連れが新たな思い出を作る場所として機能している。メヒコは単なるレストランではなく、地域の記憶が積み重なる場所なのだ。



