T.M.Revolutionとしても知られるミュージシャンの西川貴教さんが、またネットをにぎわせている。もはや本人の存在そのものが、ひとつのネットミームと化していると言ってもいい。
あわせて注目されているのが「郷土愛」だ。出身地である滋賀県に対する貢献度の高さから、MV(ミュージックビデオ)の地元版リメイクを熱望する声も上がっている。なぜ、ここまで西川さんはネット民に愛されているのか。その背景を考察したい。
「け…県と一度話させてください」28年越しのリベンジ待望論
直近のきっかけは、ミュージシャンがマイクに向かい、一発勝負で楽曲を収録するYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」への出演だ。1998年リリースの「HOT LIMIT」を歌唱し、公開からわずか3日で1000万回再生を突破。同チャンネル史上最速の記録となったという。
これを機に、SNS上では西川さんを再評価する動きが出ている。Xでは「HOT LIMITのMVは本来、滋賀県の琵琶湖で撮影される予定だったが、撮影許可が出なかったため、アメリカ・フロリダで撮影された」という“都市伝説”が再燃した。
そして今回のTHE FIRST TAKE出演を機に、「今度こそ琵琶湖版を撮るべきだ」との声が高まっている。これに対して、西川さん本人は「け…県と一度話させてください…」と反応。28年越しのリベンジに含みを持たせた。
「バーチャル知事」から現実の知事選まで
西川さんの地元愛は、単なる出身者としての応援にとどまらない。過去には滋賀県の観光キャンペーンに登場し、バーチャル知事としてPR活動を行うなど、積極的に地元に貢献してきた。
また、ネット上では「西川貴教を滋賀県知事に」という声がたびたび上がり、実際に知事選への出馬を期待するファンも多い。政治家にはできない“地元還元”のかたちとして、西川さんの活動は高く評価されている。
今回の「HOT LIMIT」琵琶湖版リメイク待望論も、そうした地元愛とネットミーム化の流れの延長線上にあると言えるだろう。



