「恋愛=めんどくさい」という感情は、脳の正常な反応であることが精神科医のゆうきゆう氏によって指摘された。
なぜ恋愛は「めんどくさい」のか
ゆうきゆう氏は、恋愛をめんどくさく感じさせる要因として以下の点を挙げている。
- 相手の気持ちを読む必要がある
- 自分の言動がどう受け取られるかを常に気にする
- 正解がない
- 失敗するとダメージが大きい
- 感情が大きく揺さぶられる
これらはすべて、非常に高度で消耗の激しい作業だ。仕事や勉強であれば「この手順で進めればいい」「ここまでやればOK」という目安を作ることができる。しかし恋愛では、「手順の整理」や「正解を定める」ことがほぼ不可能だと氏は説明する。
メッセージ返信にも正解なし
例えば、メッセージの返信一つをとっても、以下のようにさまざまな懸念が生じる。
- 早すぎると必死に見えるかもしれない
- 遅すぎると冷たいと思われるかもしれない
- 内容が軽すぎると誠実さが伝わらないかもしれない
- 重すぎると引かれるかもしれない
この時点で、すでに正解は存在しない。相手の性格、状況、その日の気分によって、同じ行動でも評価は簡単に変わる。
脳が恋愛に慎重になる理由
脳は恋愛を「不確実性が高く、消耗が激しく、失敗時の痛みが大きい行為」と判断する。それゆえ脳は恋愛に対して非常に慎重になりやすく、主観的な感情としては「めんどくさい」「気が重い」という形で、自然にブレーキをかけるのだ。
結果が保証されない恋愛
勉強や仕事は、少なくとも「やればある程度は進む」「努力と結果が比例しやすい」という側面がある。しかし恋愛では、行動に対するリターンが不安定であることが、めんどくささの一因となっている。



