稲垣吾郎さん、AIへの複雑な思いを語る
俳優の稲垣吾郎さんが、急速に広がる人工知能(AI)について「けなげでいとおしさすら感じる」と述べ、自身のテクノロジーとの向き合い方を明かした。7月12日付の朝日新聞連載「地図を広げて」でのインタビューで語った。
稲垣さんは「新しい技術に対する興味や関心が薄いし、うとい」と自己分析し、ChatGPTのようなチャットツールは使っていないと告白。その一方で「時代に追いつかなきゃという気持ちはある」と認める。しかし、「新しいものとうまく共存していかなければいけない仕事とはいえ、絶対に取り入れなければいけないものでもない」とも考えているという。
ゲーム感覚でのAI利用には距離
稲垣さんは「ゲーム感覚で暇つぶしに使ったり、人恋しくて自分のパートナーになってほしいと思ったりはしない」と、AIに対する距離感を明確にした。AIが話題になるたび、自身がスマートフォンを持ち始めた頃を思い出すと振り返る。
「僕は持つのが遅かったんだけど、周りの人が使っているのを見て『パソコンが入っているんだ』と驚いて、便利さを実感した。それで徐々に切り替える気になった」と話し、新しい技術との出会いには「自分で踏み出さないと」と語った。
スマホから音楽を聴くようになったきっかけ
稲垣さんはスマホで音楽を聴くようになったエピソードも披露。詳細は有料記事に記載されているが、新しい技術を取り入れる際の自身のペースについても言及している。同連載では、稲垣さんを含むSMAPの元メンバー3人がリレー形式でインタビューに応じており、過去には香取慎吾さんや草彅剛さんの記事も掲載されている。
稲垣さんのAI観は、テクノロジーに過度に依存せず、人間らしさを大切にする姿勢がにじむ内容となっている。



