HYBE JAPANが日本で本格育成、K-POPのシステムでJ-POPに挑む
HYBE JAPAN、日本で本格育成へ K-POPシステムでJ-POP挑む

日本での本格的なアーティスト育成に乗り出すHYBE JAPAN

韓国の総合エンターテインメント企業HYBE(ハイブ)の日本法人であるHYBE JAPANは、2026年7月3日、日本国内で過去最大規模となるオーディションを開催すると発表した。対象はガールズ、ボーイズ、バンドと幅広く、日本でのアーティスト育成を本格化させる方針だ。

ハン・ヒョンロックCEOは「日本でも『マルチレーベル体制』を完成させる」と述べ、今後複数の音楽レーベルを立ち上げていく考えを示した。HYBE JAPANはこれまでK-POPアーティストの日本展開を支援してきたが、今回のオーディションは自社でアーティストを発掘・育成し、J-POP市場に参入する大きな一歩となる。

2025年の実績:12組112公演、総動員180万人

HYBE JAPANは2025年、12組のアーティストによる112公演を手がけ、総観客動員数は約180万人に達した。これはHYBEのグローバルな公演動員数約330万人のうち、過半数を占める規模だ。この実績を背景に、日本でのアーティスト育成に本格的に乗り出す狙いがある。

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ハンCEOは「私がBig Hit Solutions Japan(現HYBE JAPAN)に赴任したのは2020年。入社から半年足らずで日本に来たが、当時は20人規模の組織だった。そのときから、大きく2つのミッションを推進していった」と振り返る。

K-POPは「システム」、J-POPに応用へ

ハンCEOは「K-POPは音楽ジャンルではなくシステム」と定義し、そのシステムを日本にローカライズすることでJ-POP市場に新たな価値を提供したい考えだ。具体的には、アーティストの活動支援から育成までを一貫して手がける体制を日本で構築する。

「K-POP流だけが正解ではない」としながらも、HYBEがグローバルで培ったノウハウを活用し、日本独自の音楽シーンに適応した形で展開する方針だ。

市場変化の兆しとHYBEの戦略

K-POP市場にも変化の兆しが見える中、HYBEは日本市場でのプレゼンスをさらに高めようとしている。日本は世界第2位の音楽市場であり、HYBEにとって重要な拠点だ。今回のオーディションは、ガールズグループ、ボーイズグループ、バンドと幅広いジャンルを対象としており、多様なアーティストの発掘を目指す。

ハンCEOは「HYBE JAPANとして過去最大規模となるオーディションを開催し、アーティストの発掘・育成を進める方針を明らかにしている。主力事業であるK-POP所属アーティストの日本市場での活動支援から、業務の軸足が変わっていくのか」との問いに、「軸足が変わるのではなく、両方を並行して強化する」と答えた。

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