本仮屋ユイカ、5年目『ザ・ノンフィクション』ナレーションで愛美さんの人生を体感
本仮屋ユイカ、5年目ナレーションで愛美さんの人生体感

俳優の本仮屋ユイカが、フジテレビのドキュメンタリー番組『ザ・ノンフィクション』(毎週日曜14:00~、関東ローカル)のナレーション収録に臨んだ。今回担当したのは、21日と28日の2週にわたって放送される「私が踊り続けるわけ5 ~60歳 還暦のストリッパー物語~」。日本最高齢のストリッパーである星愛美さん(59)が還暦という大きな節目に向かって踊り続ける姿と、彼女を取り巻く人々を追った作品だ。

本仮屋にとってこのシリーズのナレーションは今回で5回目。最初に担当したのは2021年、本仮屋が33歳のときだった。あれから5年。38歳になった今、収録を終えた本仮屋の胸に去来するさまざまな思いとは――。

『ザ・ノンフィクション』のナレーションを担当した本仮屋ユイカ

「還暦まで現役で踊り続けたい」――日本最高齢のストリッパー・星愛美さんは、股関節の痛みとがんが悪化する不安と闘いながら、全国の劇場を巡りステージに立ち続けている。胸にあるのは「還暦まで現役で踊り続けたい」という強い願いだ。

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がんになっても抗がん剤治療を途中で打ち切り、舞台への復帰を選んだ愛美さん。その魂のステージに吸い寄せられるように客席には女性たちの姿が増えている。涙を流しながら見つめる人も少なくない。病や生きづらさを抱える人たちにとって、彼女の踊りは明日を生きる力になっていた。

がんが骨にまで転移し、余命宣告を受けたようこさんもその一人。激痛に耐えながら大阪、岐阜、東京へと足を運び、同い年の愛美さんの踊りに力をもらっていた。

一方、愛美さんの背中を見てきた若い踊り子たちも育っている。つみきさん(22)は、愛美さんを「姉さん」と慕い、公私にわたって支える存在だ。人生の居場所を見つけられずにいたつみきさんを、愛美さんも母親のように受け入れてきた。

しかし、華やかなステージの裏側には厳しい業界のしきたりや複雑な人間関係があり、悩みを抱えていたつみきさんの不満がついに爆発する。そんな彼女に、愛美さんが掛けたのは思いがけない言葉だった――。

不安を抱えていた新作のナレーション

本仮屋は、いち視聴者として今回の放送を心待ちにする一方で、ある不安も抱えていたという。当初聞いていた時期より、ナレーションの収録が少しだけズレたからだ。

「ナレーターとしての気持ちより前に、『愛美さんに何かあったんじゃないか』という心配がありました。私、勝手に(愛美さんファンの)“星組補欠”くらいの気持ちでいるので(笑)。前後編の大作になったと聞いて、『そうか、それで時間がかかったんだ』ってホッとしました」

久しぶりに完成した作品を見て、あらためて感じたのは、シリーズ開始当初との大きな変化だった。最初のナレーションから5年。その間に、星愛美さんを取り巻く風景は大きく変わった。「19歳で…」と始まる愛美さんの生い立ちを紹介するナレーションは、もう口が覚えているほどになったと本仮屋は言う。

「私の中に愛美さんの人生がちょっとずつ入っているんだ、と感じます」

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