フリーアナウンサーの古舘伊知郎(71)が5日、都内で行われた『第12回プラチナエイジ授賞式』(主催:一般社団法人プラチナエイジ振興協会)に登壇し、『プラチナエイジスト特別賞』を受賞した。マイクを握ると約7分間にわたり、衰えを知らない滑舌と語彙力で会場を魅了。まさに独壇場となった。
沈黙からの解放、エンジン全開
古舘はコメントを求められる直前、登壇から写真撮影までの間、一切言葉を発さなかった。そのことについて「この間ずっと沈黙を守ってるのがものすごく苦痛だった」と明かし、エンジン全開でトークをスタート。この日、『プラチナチャレンジ賞』を受賞し既にコメントを終えていたフリーアナウンサーの宮根誠司(63)に対し、「あんなに殊勝で毒っ気のないコメントしたの初めて聞いた」とジョークを飛ばし、自席にいた宮根を困らせた。
人生は思い通りにならない、マイナス感情との共存
古舘は人生について「思い通りにならないことが当たり前」と語り、「思い通りにならないとか、苦しいとか悲しいとか、マイナスの感情と言われる部分を共存して、孤独も含めて大事に一緒に暮らしていこうと思ってるんですよ」と持論を展開。そのために普段から心の中で感情を実況していると明かし、「さあ、だいぶ落ち込んでまいりました」と生実況を披露。会場から大きな拍手が巻き起こった。
71歳の煩悩、衰えを認めつつも野心は健在
71歳を迎え、「衰えるのは当たり前」と老いを受け止めながらも「売れたい、モテたい、ウケたい」気持ちは今も強いと公言。著書『寝ても覚めても煩悩 人生のモヤモヤ、いっしょに悩みます』を上梓し、悟ったふりをせず人間くさく在り続ける生き方が選出理由となった。
プラチナエイジ賞とは
プラチナエイジとは、“生き方が輝いている60歳以上”に向けた呼称。同賞はプラチナエイジ世代の夢や目標となる輝かしい活躍をしている人物を選定。芸能界をはじめ、ビューティー、ファッション、スポーツ・健康、女性活躍、文化・教育、企業家・社会貢献、一般などの各部門について、毎年7月5日「プラチナエイジの日」に表彰している。
受賞者一覧
- ベストプラチナエイジスト女性部門:南果歩
- ベストプラチナエイジスト男性部門:石黒賢
- プラチナエイジスト特別賞:古舘伊知郎
- プラチナチャレンジ賞:宮根誠司
- プラチナワード賞:坂東彌十郎怒髪天
- 文化・教育部門:池坊専好(華道家元池坊 次期家元)
- ビューティー部門:君島十和子(美容家)
- スポーツ・健康部門:青木晃氏(日本美容内科学会理事長)
- ファッション部門:紫藤尚世(着物デザイナー)
- 一般部門:川島良彰(コーヒーハンター)
- 団体特別賞:ミルキー/ペコちゃん
古舘は最後に「マイナスを怖がらずに最終的にプラスにできたらいいかなっていうことを私の締めとさせていただきたいと思います」と語りかけ、会場を温かい雰囲気で締めくくった。



