編集者で評論家の山田五郎さんが14日に亡くなった。22日、公式YouTubeで発表された。67歳だった。山田さんは2024年10月、原発不明がんを公表、以降はメディア出演を続けながら闘病していた。
マネージャーが報告
YouTubeでは、山田さんのマネージャーが登場し「ここで悲しいお知らせを皆様にお伝えしなければなりません。2026年7月14日火曜日夕方、山田、天国へ行ってしまいました。2026年7月19日土曜日、親族、友人、お仕事関係の皆様に見守られ、無事葬儀は済んでおります。葬儀にご参列いただきました皆様には、改めてこちらでお礼を申し上げます」と伝えた。
経歴とテレビでの活躍
山田さんは1958年生まれ、東京都出身。82年、講談社に入社し、雑誌『Hot−Dog PRESS』の編集長などを経てフリーとなる。『百万人のお尻学』や『知識ゼロからの西洋絵画入門』、『銀座のすし』などを執筆。また、バラエティー番組『タモリ倶楽部』や情報バラエティー番組『出没!アド街ック天国』などにも出演し、博識ぶりを披露していた。
闘病と最期の様子
2024年10月、原発不明がんを公表。「視聴者の皆さんから私の腰のこととか、体調のこととかご心配いただいてですね、あんまりいい話じゃないから黙ってようかと思ったんですけど」と以前痛めた腰に言及しながら、「ぎっくり腰じゃなくてがんだったんですよ」と報告。「骨もあちこち転移してる。そんな状況だったんですよ。当然そんな状況だからもうステージ4bとか」と明かしていた。
その後もメディアへの出演などは続けており、2025年10月には「第17回伊丹十三賞」贈呈式に登壇。「大変に喜んでおります。私の人生、賞罰とはまるで無縁な66年間の人生でございまして、これまで受賞したのは、大学のマスコミ関係者の人がマスコミ関係で活躍している人に贈る『コムソフィア賞』と、みうらじゅんがその年一番飲んだ友達に送る『みうらじゅん賞』くらいなもので(笑)。今回『伊丹十三賞』という身にあまる賞をいただきまして、長生きはするもんだなと思っております」とコメントし、受賞を喜んでいた。
最後の動画で近況を語る
2026年7月17日に更新された公式YouTube「山田五郎 オトナの教養講座」では、鼻に酸素チューブを付けて出演。「このザマですけどね」と語り、「体調は良くない?」との質問に「ご覧の通りですわ」と明かした。続けて「3月に昏睡してから、あの後歩けなくなって、車いすになって。腹水と胸水が溜まって呼吸が困難になって酸素吸入に」と近況を報告。「この俺がだよ、飯が食えなくなって固形物が食えなくなって。この俺がだよ、タバコ吸えなくなった。もう人間立って歩いて飯食えているうちは死なないと思ったけど、もう死ぬよ。立って歩くことも飯食うこともできねぇ。そんな状態です」と話し「俺が1番信じられないよ」と語った。
22日には、公式YouTubeのX上で「本日15時、山田五郎所属事務所より当チャンネルの動画配信にてご報告がございます。よろしくお願いいたします」と伝えられていた。



