病院で働く人たちの毎日は、患者さんには見えない“事情”と“本音”でいっぱいだ。予約の時間や紹介状の必要性、救急外来の待ち時間……「どうして?」と思われがちな場面の裏側を、受付・看護師・技師などさまざまな医療従事者の視点で描くオムニバス連載が、ちょっと笑えて、少しだけ病院の見え方が変わる“医療現場の裏側”を届けている。
検査着を丁寧に畳む患者さんの気遣い
レントゲンやMRI検査のあと、検査着をとてもきれいに畳んでくださる患者さんがいる。お気遣いいただいて、本当にありがたい。しかし、検査着は患者さんごとに交換しており、使用後はスタッフが洗濯に出している。そのため、きれいに畳んでいただいても、結局はスタッフが広げて洗濯かごへ入れることになる。
畳む時間が次の患者さんの待ち時間に
漫画内で「森川さん」はどっちでもいいよとは言っているが、検査が終わったら、検査着は畳まず、そのままで大丈夫だ。皆さんが丁寧に畳んでくださる時間も積み重なると、その分だけ次の患者さんをお待たせしてしまうことに繋がる。お気持ちはとてもありがたいが、どうぞお気遣いなく、そのまま置いて退出していただく方がスタッフとしてはありがたい。片付けと洗濯は、スタッフに任せてほしい。
この連載は、現役放射線技師として働きながら漫画を描いている「からばく社」が手がけている。20匹くらいいるペット達の餌代を稼ぐために作家活動をはじめた。好きなものはスーパー銭湯とオタクにやさしくないギャル。書籍『ギャル技師ちゃんのやべぇ日常』(KADOKAWA)が好評発売中。Xアカウントは@100nichigonoRT。



