俳優の中村玉緒さんが6月9日、肺炎のため亡くなった。86歳だった。12日、所属する長良プロダクションが発表した。中村さんはインスタグラムを開設しており、最後の投稿は2022年7月4日の夫・勝新太郎さんとの2ショットだった。
最後のSNS投稿
最後の投稿では、勝さんが中村さんの肩を抱いたツーショット写真を公開。「皆さん こんにちは、中村玉緒でございます。今日ぐらいの天気はまだええ方と思います」と書き出した。続けて、「さて、いつもこれを書いてるスタッフが新しい生活を始めることになりまして、コロナは色々ありますな。新しい道にはね、幸せになるために進むもんやとおもてます。それを応援します。だからね、このインスタグラムをちょっとお休みさせてもらおうと思います」と報告した。
また、「まぁ、ようけ皆さんに応援してもろて、いつも見てますよて声掛けてもらったりね、ほんとに嬉しいもんです。ありがとうございます」と感謝をつづった。近況については「私はねお陰さんで、元気にお仕事もさせてもろてますのでね、今度は長良事務所のページを見てもろたら、私や私以外にも色んな方の載ってますので、そちらで応援してほしいと思います」と説明。さらに「パチンコのユーチューブも。1つ、私の方のユーチューブも上がると聞いてます。ちょこちょこのぞいてくださいね」と紹介した。
そして「こちらは一時休憩になるようですけど、また色んな私の写真やお知らせをためてくれたのを出していくということなので、ゆっくり待っててくださいよ。引き続き、応援しててくださいね」と呼びかけ、「では、今週も元気に楽しく1つずつまいりましょう。いつもありがとう◎気を付けて、元気に待ってておくれやす。またね」と優しい口調で締めくくった。
所属事務所の発表
中村さんが所属する長良プロダクションは文書で死去を発表。「弊社所属の俳優 中村玉緒(本名:奥村玉緒)が、2026年6月9日(火)、肺炎のため享年86歳にて永眠いたしました」と報告。「生前に皆様から賜りましたご厚情に心より感謝申し上げますとともに、謹んでお知らせ申し上げます」と伝えた。
経歴と主な出演作
中村さんは1939年7月12日生まれ、京都府出身。1953年、映画『景子と雪江』でデビュー。54年、大映と専属契約し、多数の映画に出演。60年公開の映画『ぼんち』『大菩薩峠』で『第11回ブルーリボン賞』助演女優賞を受賞。バラエティー番組『さんまのスーパーからくりTV』に出演するなど、バラエティーでも活躍した。
そのほか、ドラマ『いのちの現場から』シリーズ、ドラマ『おばはん刑事!』シリーズ、NHK連続テレビ小説『すずらん』(99年)、NHK大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』(02年)、映画『忍たま乱太郎』(11年)、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』(16年)、映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』(17年)などに出演。父は歌舞伎俳優の二代目中村雁治郎さん、兄は歌舞伎俳優の四代目坂田藤十郎さん。62年に勝新太郎さんと結婚した。



