ポケモン30周年を記念してリニューアル復刻された『プラコロ』(BANDAI SPIRITS/7月発売)が、国内最大規模の玩具展示会『東京おもちゃショー2026』(8月27日〜30日/東京ビッグサイト)に登場し、好調な滑り出しを見せている。コロナ禍を経て、猛暑の中でも家族で楽しめる卓上ゲームへの注目が高まる中、話題を集めている。
『プラコロ』とは?30年ぶりの復刻で進化
『プラコロ』は、サイコロ型のポケモン「キャラコロ」と、技を使うために必要な「炎」や「水」などのエネルギーを示すサイコロ「エネコロ」を振り、出た目のワザでダメージを与え合い、相手のHPをゼロにした方が勝利するゲーム。1997年に株式会社バンダイから発売され、2026年のポケモン30周年を記念して復刻された。
復刻にあたっては、ポケモンカードゲームの開発を手掛ける株式会社クリーチャーズと株式会社ポケモンがタッグを組み、戦略性をアップデート。ワザの出目を自分で決めて組み立てるカスタマイズ要素も加わり、子どもから大人まで運と戦略が融合したバトルが楽しめる。
親世代に響く30周年リバイバル、海外からも注目
反響について担当者は「おかげさまで30周年リバイバルという形ですが、特に親世代のお客様にお買い求めいただいています。店頭での体験会や交流会でも、親御様とお子様が一緒に参加されている様子が見受けられ、当時のファンの方々が、お子様と一緒に遊ぶコミュニケーションツールとして楽しんでいるようです。また、ポケモンという世界的ブランドでもあるため、海外のお客様からも注目されています。非常に良いスタートが切れたと感じています」と語り、一時は品薄状態になるほどの人気ぶりだ。
復刻版では、現代のプレイ環境に合わせたゲームバランスの調整も行われた。「ゲームデザインに関しても改善しています。以前は『なかなか決着がつかない』『プレイ時間が長くなる』といった難点があったのですが、スピーディーに決着がついたり、すぐに自分の技が出せたりするようにアップデートしました」という。
家族向けボードゲームが話題、バンダイは新ブランドを展開
『おもちゃショー2026』では、『プラコロ』をはじめ、投資をテーマにした『投資番付』(メガハウス)や『ドラゴンクエスト 人生ゲーム』(タカラトミー)など、ファミリー向けのボードゲームが話題となっていた。コロナ禍を経て急速に拡大している市場の変化に対し、バンダイのホビーディビジョンも新たな挑戦を掲げている。
「コロナ禍を経て、フィジカル(対面)でテーブルを囲んで遊ぶゲームの市場が非常に大きくなっています。特にカードゲームの需要が高まっています。弊社では、『作る』と『遊ぶ』がひとつになったテーブルトップのゲームブランド『BANDAI TABLETOP GAMES』を、今年3月に立ち上げました。『コロプラ』に続き、ガンダムシリーズに登場するモビルスーツなどを駒として使用するミニチュアボードゲームの『GUNDAM ASSEMBLE』が、10月に登場します」と説明する。
「BANDAI TABLETOP GAMES」では、公式大会などのリアルイベントの開催も行っていくことを発表している。「業界全体に活気がありますし、皆さんでコミュニケーションを取りながら遊んでいる姿は、非常に微笑ましく、素晴らしいことだなと感じています。我々は単なるボードゲームという枠にとらわれず、卓上で遊ぶ『テーブルトップゲーム』として、これからもいろいろなことにチャレンジしていきたいです」と今後の展望を語った。



