1匹のカニを飼って3年後…ありえない事態に123万再生「聖なる母カニ??」
1匹のカニを3年飼育→まさかの繁殖に123万再生

3年前に飼いはじめた1匹のカニをめぐる驚きの展開を紹介した動画『3年前、カニを1匹飼ったら』が、123万再生を超える注目を集めている。投稿者で、自宅で15種類のカニと暮らす“るう”さん(@ruuaquarium)に話を聞いた。

単独飼育のメスが子ガニを産む

動画では、3年間単独飼育してきたメスのサカモトサワガニが子ガニを産んだエピソードが紹介された。るうさんは「最も有力だと考えているのは、『サカモトサワガニのメスが我が家へ来る前にオスと交尾し、その精子を体内に保存(貯精)していた』という可能性です。カニ類では、一度の交尾で得た精子を保存し、その後の産卵に利用できるということが知られています」と説明する。

「ただ私が知る限り、サワガニ科において『何年ぐらい貯精できるのか』ということを明確に示した研究はなく、今回のように約3年という期間を経ても繁殖に至ったことに、正直とても驚いています」と語った。

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小さな個体がまさかの繁殖

今回の出来事で特に印象的だったことについて、るうさんは「我が家へ迎えたとき、この個体はプリンカップで販売されていたほど小さなサイズだったので、『すでに交尾を経験している』とは全く思っておらず、そのことが一番の衝撃でした」と振り返る。現在、自宅で繁殖している本土のサワガニでは、生後2年ほどの比較的小さな個体の交尾行動を確認しているといい、「見た目以上に早い段階で性成熟し、繁殖能力を持つ可能性があるのかもしれない」と話す。

カニ飼育の魅力と初心者向けの種類

るうさんはカニを飼い始めたきっかけについて、「幼い頃から父によく海や汽水域、川へ連れて行ってもらっており、そこでさまざまな生き物を採集しては飼育していました」と説明。「カニはメダカや熱帯魚に比べて飼育者が少なく、情報が非常に限られている」ため、「情報が少ないなら、自分が発信する側になろう!」と思い、現在15種類のカニを飼育しながら情報発信を続けている。

カニ飼育の魅力については、「表情が少ない生き物だからこそ、何気ない仕草一つひとつに意味を感じられること」と語る。初心者におすすめの種類として、ベンケイガニを挙げ、「丈夫で環境への適応力も高く、陸地と浅い水場を用意してあげれば飼育できます」と説明。冬場にヒーターを用意できるなら、ヴァンパイアクラブもおすすめだという。

飼育する際のポイントとして、「カニは魚のように水だけあれば飼える生き物ではありません。それぞれの種類が自然界でどのような環境に暮らしているのかを知り、その環境をできるだけ再現してあげることが、長く健康に飼育するための一番のポイントだと思います」と話した。

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