山口県の2025年観光客、前年比3.1%増の3342万人 和木町はゴルフ場人気で17.6%増
山口県の2025年観光客、前年比3.1%増の3342万人 和木町はゴルフ場人気で17.6%増

山口県は、2025年の県内観光客が前年比3.1%増の3342万人だったと発表した。延べ宿泊者数は1.8%減の372万人にとどまったが、外国人については3割増の16万2210人となり、統計が始まった2007年以降で過去最多となった。

県外客が6.1%増、山口DCが追い風に

県によると、観光客数は県外が6.1%増の1375万人、県内が1.1%増の1967万人。JRなどが展開する観光企画「山口デスティネーションキャンペーン(DC)」の事前イベント(2025年10~12月)が追い風になった。

市町別で和木町が最も伸びる

市町別では和木町が17.6%増で最も伸びており、運営会社が代わった町内のゴルフ場が人気を集めたという。全国高校総体のソフトテニス競技の会場になった宇部市が15%増、道の駅が人気の阿武町が10%増と続いた。

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延べ宿泊者数の減少は、物価高やインバウンド増によるホテル代の高騰が要因とみられている。一方で、外国人については円安を背景に大きく伸びた。国・地域別では韓国が6万4250人で4割を占め、米国の2万3150人、台湾の1万8440人の順だった。

今年は山口DCや世界ジオパーク認定で好機

県内では今年、10~12月に行われる山口DCのほか、「Mine秋吉台ジオパーク」(美祢市)のユネスコ世界ジオパークの認定、岩国市出身の作家・宇野千代をモデルにしたNHK連続テレビ小説「ブラッサム」の放送(今秋)が重なり、観光客数を伸ばす好機になっている。

県観光政策課の担当者は「チャンスを一過性にせず、リピーターをつくることにつなげたい」と話している。

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