SANOやBE KOBE…なぜ各地で文字モニュメントが増加?その狙いとは
SANOやBE KOBEなぜ文字モニュメント増加?その狙い

高速道路のサービスエリアや観光地で、地名や施設名を立体的にデザインした「文字モニュメント」を目にする機会が増えている。佐野SA(上り線)に設置された「SANO」や、神戸の「BE KOBE」など、各地で独自の文字オブジェが登場。その背景には、地域の魅力を伝えるフォトスポットとしての役割がある。

テレビ番組や大学にも広がる文字モニュメント

かつては観光地が中心だった文字モニュメントだが、現在では大学やレストラン、オフィスビル、さらにはテレビ番組のスタジオにも浸透している。東京・赤坂のTBS社屋前には「AKASAKA」の文字が設置され、NHK Eテレの『クラシックTV』ではスタジオ背景に「CLASSIC TV」、TBS系『王様のブランチ』ではメインテーブルの脚に「BRUNCH」、日本テレビ系の新番組『追跡取材news LOG』では「LOG」の文字が置かれている。

佐野SAの「SANO」設置の理由

今年、佐野SA(上り線)に「SANO」の文字モニュメントを設置したNEXCO東日本エリアトラクトに話を聞いた。リニューアルにあたり、「地域の名物をモチーフにできないか」という視点から、地域を感じてもらう新たなフォトスポットを創出したいと考えたのが直接の理由だという。3年前にリニューアルした下り線では、地元佐野市の鋳物師の協力を得て、同市に伝統がある天明鋳物製の「さのまる像」(佐野市のご当地キャラクター)を設置。上り線ではSAへの出店者と協働し、栃木県を代表する果物・いちごの赤をモチーフにした文字モニュメントを採用した。

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「地域×フォトスポット」の最適解

近年、地域振興とフォトスポットを組み合わせた取り組みが注目される中、文字モニュメントはその「最適解」の一つとして国内外で増加している。地名や施設名をそのままデザインすることで、地域のキャラクターを最もわかりやすく表現できる。設置主体が自治体や交通関連企業に限らず多様であるため、全国にどれだけあるのか正確な統計はないが、インターネットやSNSを通じて偶然出会う機会も多い。今後も注目していきたい現象だ。

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