岐阜県下呂市の観光施設・下呂温泉合掌村近くの空き地で、飛騨地方などに伝わる「両面宿儺(りょうめんすくな)」の伝説をモチーフにした空間芸術作品の制作風景が、報道陣に公開された。
国際芸術祭の一環として制作
この作品は、9月11日から同市で始まる国際芸術祭「下呂ArtDiscovery(アートディスカバリー)2026」の一環として制作されている。台湾人作家のト(トゥ)維政(ウェイチェン)さん(57)の作品で、2面の顔と4本の腕を持つ両面宿儺が神龍と戦い、やがて化石となって発見される――というストーリーだ。
発掘現場を再現した展示
12メートル×8メートルの“発掘現場”には、搬入した骨のパーツを組み合わせて設置する作業が進められている。区域外から作業を見物することも可能だ。
トさんは芸術祭開幕前に遺跡発見のフェイクニュースも流す予定で、「好奇心を持ち、自分の目で確認するきっかけになれば」と来場に期待を寄せた。屋外展示のこの作品は、芸術祭後も残るという。



