ザ・プリンスパークタワー東京「スズムシカフェ」開催、AR花火やレンタル浴衣でレトロな夏を満喫
スズムシカフェ開催、AR花火や浴衣でレトロな夏を満喫

東京都港区のザ・プリンス パークタワー東京で、毎年恒例の夏のイベント「SUZUMUSHI CAFE(スズムシカフェ)」が開催されている。夕方から夜にかけて、ホテルならではのおもてなしと空間で、日本の夏の夕涼みを体感できる。

都会とレトロが融合した和の空間

芝公園の一角に立つ同ホテル。日が沈んでも暑さが残る午後8時、神殿「神明」に入ると、畳の感触と和の香りに包まれ、和室独特の涼しさを感じる。入り口では虫かごに入った鈴虫がお出迎えし、室内では音響装置から鈴虫の声が絶えず流れる。

座敷の前面には庭園と夜空に浮かぶ東京タワーが広がる。氷柱花が置かれ、風鈴の音が涼やかな縁側から庭園へ降りると、街から切り離されたような静けさが広がる。東京のシンボルを望む都会らしさとレトロな夏が融合した景色は唯一無二だ。

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AR花火やレンタル浴衣で夏を満喫

東京タワーを背景に、ライトアップされた和傘の装飾や、庭園を泳ぐプロジェクションマッピングの金魚たちを眺めたり撮影したりできる(プロジェクションマッピングは夜の部のみ)。夜空にスマートフォンをかざすと、画面上ではAR(拡張現実)花火が上がり、花火と東京タワーと一緒に記念撮影も可能だ。

レンタル浴衣で楽しむ座敷席では、夏らしいフードとスイーツのプレートを味わえる。冷凍したスイカから作ったフローズンカクテルや、同区の酒蔵の甘酒を使ったドリンクなど、味だけでなく見た目にも夏らしい。

今年のテーマは「時を旅する、夏。」

今年のテーマは「時を旅する、夏。」。10種類の時代の雰囲気で撮影できるインスタントカメラの体験や、5年後の自分へ宛てた「未来への暑中見舞い」をしたためる企画(別料金)が新たに加わった。はがきは5年後に指定した住所に届けられるという。

夏に欠かせない浴衣も、レンタルと着付けのプランを事前予約で申し込める。着付けは午後4時から受け付けており、返却は同10時まで。手ぶらで訪れ、浴衣を着てカフェを楽しんだ後に、敷地伝いに芝公園や東京タワー、増上寺などへも足を延ばせる。

大人が遊べる場所に

マーケティングを担当する同ホテルセールス&マーケティング部門の山口愛央さんは「昔ながらの日本の夏を楽しんでもらいたい」と話す。平成28年に「夕涼み体験」を掲げて始まり、今年で11回目となる。

当初はスペースを設けてドリンクを提供する比較的シンプルな催しだったが、年を重ねるごとに内容は充実。AR花火やプロジェクションマッピングなども今年から取り入れた。年々長引く残暑の中、より長く夏を楽しんでもらおうと、今年は昨年より会期を約1週間延長した。

「ここ数年で年齢層が広がってきた」と山口さん。若い女性グループから高齢の夫婦まで訪れる。「ホテルの敷地内なので幅広い年齢層の方々が安心してきてくださる。大人が遊べる場所になっている」「秋になるにつれて空が移り変わる『エモい時間』も楽しめる。より夕涼みらしくゆったりと過ごせる」と話す。

開催は午後6時から7時半の夕方の部、8時から9時半の夜の部の2部制。縁側席は平日7500円、室内席は同5500円など。事前予約が必要で、庭園のみの入場料は1000円など。予約、詳細は公式ホームページから。23日まで。

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