歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」シリーズを芸術作品として展示する企画展「ゲームと美術 信長の野望」が、宇都宮市桜の栃木県立美術館で6日まで開催されている。先月25日には開始から1か月半で来場者が1万人を突破し、娯楽にとどまらない意外な魅力が再評価されている。
ゲームのシステムに着目した展示
シリーズの魅力は、プレーヤーの選択でゲーム展開が変化する双方向性だ。仲間に入れる家臣や同盟を組む国など、プレーヤーが選択を重ねることで物語が進んでいく。
企画展では、原画計9点や開発初期に使用されたパソコンを展示。高さ4メートル、横14メートルの巨大スクリーンやモニターには迫力あるプレー映像が流れている。
美術館としての新たな視点
「美術館として着目しているのが、ゲームのシステムです」と、同展を企画した武関彩瑛学芸員(33)は話す。
ビジュアル面だけではなく、ゲームの仕組みそのものを芸術として捉える試みが、来場者の関心を集めている。



