「商店街で朝食を」PRコンテストで金賞 外国人客誘致狙う
「商店街で朝食を」PRコンテストで金賞 外国人客誘致

大阪を訪れる外国人観光客に朝食を提供する地元喫茶店などを紹介する観光促進プロジェクト「商店街で朝食を」が、英国メディアが主催するPR業界のコンテスト「PRアワード アジア太平洋2026」で最高賞の金賞に選ばれた。プロジェクトを推進する大阪市商店会総連盟(市商連)が7月30日に発表した。

受賞は6月9日、コーポレートブランディング部門

受賞は6月9日で、「コーポレートブランディング(組織のブランド価値向上活動)」部門だった。

アワードの主催者は授賞理由について、「日本で増加する外国人観光客から得られる利益に地域的、時期的な不均衡が生じるなか、朝食をテコに観光客を地元経済に結びつけ、観光産業に対する地域の協力獲得と持続可能な観光に貢献した」としている。

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2025年4月にAirbnb Japanと開始

プロジェクトは市商連が2025年4月、連携協定を結ぶ民泊仲介大手「Airbnb Japan」と始めた。民泊に宿泊する外国人観光客を、朝食の時間帯に地域コミュニティーの拠点となる商店街に誘い、商店主らとの交流や食文化の体験をしてもらう試みだ。観光客が特定のエリアに集中するオーバーツーリズムの緩和とともに、地元商店街にある個性的な店舗に観光需要を行き渡らせる狙いも込められている。

朝食をとれる参加店舗を掲示した地図とともに日本語と英語版の案内をネット公開したほか、インスタグラムなどSNSでも紹介した。また、Airbnbを通じ、一部の民泊に案内冊子を置いた。現在の参加店舗は喫茶店のほか、お好み焼き店やうどん店など、大阪市24区の73店に上るという。

市商連理事長「観光の分散化や回遊性の向上につながった」

大阪・ミナミの千日前道具屋筋商店街で食器店を営む市商連の千田忠司・理事長は「プロジェクトを通じて、観光客に市内の商店街に足を運んでいただく機会が生まれ、観光の分散化や回遊性の向上につながったと実感している。今後も(このプロジェクトを)継続・発展させながら、大阪の朝の魅力を発信し、地域の活性化につなげたい」とコメントしている。

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