都城市のPRキャラクター兼PR本部長の「ぼんちくん」が、若手漫才師が競う「M―1グランプリ2026」に出場する。M―1に挑戦した経験がある市職員と「みやこんじょPR課」のコンビ名で組み、5日に福岡市で行われる1回戦に臨む予定だ。
漫画から飛び出した人気キャラ
ぼんちくんは市出身の漫画家今村幸一さんが1999年から描く漫画キャラクターで、市のPRキャラクターとして活躍。2025年には市のPR本部長にも就任した。名前は都城盆地にちなみ、特技は滑らかなみやこんじょ(都城)弁。漫画を飛び出して市のイベントなどにも出演し、ユーモラスなしぐさで人気を博している。
出場の発案者は市職員
M―1への挑戦は、ぼんちくんの相方を務めるスポーツ政策課の上村太一さん(29)が発案した。上村さんは熊本県出身。地元の信用金庫から転身して昨年、妻の出身地の都城に移住し、市役所に入庁した。信用金庫職員時代にアマチュアの漫才コンビを組み、熊本や福岡のイベントなどで活動した経歴を持つ。M―1にも過去4回挑戦し、最高で2回戦まで進んだという。
市役所ではプロスポーツ関係の行事でぼんちくんと一緒に仕事をすることも多く、古里のPRキャラクター「くまモン」のようにぼんちくんを全国区にしたいとM―1出場を思い立った。池田宜永市長も「都城を(県外に)知ってもらう機会にもなる。思い切りやってほしい」と背中を押す。
ネタはみやこんじょ弁でPR
上村さんが市やぼんちくんにまつわる漫才のネタを考え、6月から本格的なネタ合わせに打ち込んでいる。ぼんちくんは舞台では話せないため、上村さんの話芸に切れのあるリアクションで応える内容になっているという。
上村さんは「ぼんちくんは他のゆるキャラと比べて動きが機敏なので、漫才では色々と引き出せそう」と話し、1回戦突破を狙う。ぼんちくんはみやこんじょ弁で「みやこんじょは『日本一の肉と焼酎』『とっておきの自然と伝統』のまちやかいね。いいところを面白おかしくPRすっじね! 応援しっくいやんね~」と意気込んでいる。



